ニホンミツバチ飼育日記

分蜂した蜂は、飛び出した場所の近所の立木の枝にとりついて蜂球を作ります。

蜂球

このとき、次の巣が決まっている時はすぐに移動していきますが、もし決まっていない時はほとんどの蜂はここで待機して巣を探す役目の蜂たちが次の巣を探して回ります。

ここで待機しているときに、巣箱に取り込むことができます。

このときは枝の上に巣箱を固定することができました。
巣箱を蜂球の上部に固定できるときは、次の方法で捕獲できます。

巣門

固定する巣箱はいったん巣門などをふさぎます。
扉は動かないように固定します。

 

巣箱

底板を外した巣箱を蜂球の上部の枝に固定します。

ほうき

ホウキでそっと蜂球を巣箱のほうへ追いやります。


誘引剤

今年は春が早いので、もう少しで九州から分蜂の知らせが届くと思います。

南のほうでは、手作りの誘引剤を作りましょう。
水1リットルに対して、砂糖200グラム、蜂蜜大さじ1、酢大さじ1を入れます。
この液を作っておき、ヤクルトの小瓶などに入れます。
ここへヤクルトを数滴垂らして1、2時間ほど暖かい日なたに置きます。
ヤクルトが入ると発酵が促進されるので、発酵臭がしてミツバチを誘引します。
アルミ箔の蓋には小さい穴を3、4個あけて、瓶の口を塞いでください。
こうしないとミツバチが中に入っておぼれてしまいます。

発酵臭は10日ほどでおさまってしまうので、交換してください。

広葉樹の林内に設置した待ち桶です。
風あたりが弱く日陰にもなるので、ここでは捕獲できました。


ニホンミツバチの巣箱を外に設置するときは、トタン板で屋根をしてやります。

 

トタン板

ホームセンターなどで売っているトタン板です。

これは金属製ですが、ポリカーボネート製のもののほうが切断しやすいし、安全です。
その場合色の濃い日差しを遮るものならば大丈夫です。

トタン板

これを金切バサミで長さ50〜60センチくらいに切断します。
金切バサミは大きいもののほうが使い易いです。
作業は必ず軍手をしてください。

雨よけ

待ち桶として設置するときは、重箱を2段にしてガムテープで固定します。

巣箱にトタンを被せたら、ビニールハウスに使うナイロンコード(マイカ線)で固定します。
コードの長さは、後で重箱を増設したときにも使えるように長めにしてください。

 

雨よけ

ボルトを通す穴にコードを通して、3重から4重に結びます。

 

 

雨よけ

雨よけ

雨よけ

トタン板に擦れる部分は、ガムテープなどで補強してコードが切れないようにします。


今日は雨降りで南信州ではさほど気温も上がりません。
こんな日はやまみつたちもおとなしくしています。

こちらではまだ待ち桶の設置には早いのですが、南の暖かいところでは3月には分蜂するので、待ち桶の準備をしましょう。

ニホンミツバチを捕獲するために、巣箱にミツロウを塗ります。
ミツロウを巣箱内部全体に塗る人もいますが、蒸し暑くなるとミツロウを塗ったところにはカビが生えてきます。
天板の内側(巣箱の天井)と巣門の外側くらいに塗りつけます。

ミツバチが住みついて、巣を作ったところにはカビは生えません。
天板の内側は一番最初に巣を作り始めるところなので、そこにはミツロウを塗っても大丈夫です。

ミツロウ、あるいは採蜜後の巣屑を天板に乗せてバーナーやライターなどの火であぶって柔らかくします。

軽く溶け出したら、天板にこすりつけます。

柔らかくなった状態で、スクレパーなどでなすりつけても良いです。

長年使っている天板では、ミツロウなどが厚くかたまってツルツルになってしまっています。
そんな場合は固めのワイヤブラシなどで、こすって表面をざらつかせます。
ある程度ざらついていないと、ミツバチの足がかかりません。

ニホンミツバチ


異常な暖かさが続いていますし、気象庁の3ヶ月予報だとこの先も気温は高めで推移するようです。
今年は分蜂は早まると思います。
昨日の投稿のように、南信州の山間地ですでに花粉を運んでいると、暖かい南の地方ではオス蜂が出ています。

ニホンミツバチもセイヨウミツバチも、ミツバチは春先に活動を再開して働き蜂を増やしていきます。
そして分蜂は春にいっせいに行われるために、他の巣のミツバチの女王蜂と交尾するために雄蜂が生まれます。(ちなみに働き蜂はすべてメスです。)

巣箱の中を観察してみてください。

この直径4ミリほどのお皿のようなものは、雄蜂の卵が産み付けられた巣穴の蓋です。
雄蜂が誕生するときに巣の蓋をやぶって出て来ます。

この巣蓋が巣箱の中に落ちてくると分蜂まで、3〜4週間と予想できます。

この真ん中の黒い蜂が雄蜂です。
雄蜂は働き蜂より少し大きく、色が黒くなります。

雄蜂が沢山巣箱から出てくるようになるとさらに分蜂までは2週間から10日になります。

雄蜂は働き蜂が集めた蜜を食べるだけで、蜜を集める仕事はしません。
交尾のためだけに生まれてきます。

ただ交尾のときに生殖器周辺が切れてしまい、その場で死んでしまいます。


今日は全国的にとても暖かく、3月下旬の気温とのこと。

やまみつたちも元気に飛び回っています。

例年より早く梅の花が満開ですが、この巣箱のミツバチは越冬に成功したようです。

ときどき花粉を運んでいるニホンミツバチもいます。
もう女王蜂が産卵を始めたようです。

これはオオイヌノフグリで、この季節の貴重な蜜源です。
が、今年は他の花に行っているようです。


巣門

水曜日くらいから最高気温が10度以上の暖かい日が続いています。
この巣箱は朝のうちに少しだけ日が当たるところに置いているのですが、まだニホンミツバチも巣門からは出入りしていません。

ミツバチ

それでも餌の砂糖水をやろうとして、扉を外しダンボールの間仕切りを引き出します。
寒さに耐えきれずに寿命が尽きたミツバチたちが、50匹ほど。

巣板

あまり刺激するとよくないのですが、そっと写真を撮りました。
いるいる。巣板をかじってスペースを作り、そこに固まってじっとしていました。

この巣箱は、あまり強い蜂群ではなかったので、心配していました。

餌

体力が落ちている今の時期は50%程度の少し薄めの砂糖水をやります。


昨年待ち桶として設置した巣箱のいくつかはそのままにしてあります。
内部はミツロウやはちみつなど塗っていますので、カビが生えているはずです。

このまま置いておいても今年の春の分蜂を捕獲することはできません。

巣箱

昨年入らなかった巣箱です

巣箱

回収してきてガムテープを外して分解します。

天板

天板に少しカビが生えています。

巣箱

本体部分にもカビです。

巣箱

これらを水で洗って乾かします。

巣箱

今年の春は早いようです。

ロウバイ

ロウバイが咲き出しました



この前の水曜日に車で近所を走っていると、視界の片隅に白い花がチラッと流れて行きました。

まさか!?もう梅の花?

今日、もう一度出かけて行って車を停めて見上げると、もう咲いていました。

梅の花 梅の花

この辺りは今朝もマイナス7度くらいまで冷え込みました。
1月のうちに咲くなんて、今年は春が早そうです。

分蜂も早めかもしれません。