ニホンミツバチ飼育日記

このところ朝晩はかなり冷え込むようになりましたが、お昼過ぎると例年より気温が高くなります。

ミツバチたちもせっせと冬越しのための蜜を集めているようです。

観察するともう花粉を運んでいるミツバチはいないので、女王蜂は産卵を止めて越冬の準備を始めていると思います。

先週末には強い霜も2、3日続いたので、秋の蜜源も枯れ始めました。

餌やり

越冬のために冬前の餌やりをしました。
特に、今年採蜜した巣箱や、重箱1、2段と巣があまり育っていない巣箱は餌をやったほうが良いです。

砂糖1キロに対して、水を700ccにしたものを、プラスチックケースに入れてやります。

ケースには厚さ5ミリほどのスポンジを浮かべますが、少し(5-10ミリほど)間を開けてやります。
スポンジはホームセンターなどで売っています。

餌やり

ケースは壁の内側にぴったりつけて置いてください。

働きバチの寿命は、春から夏にかけては1ヶ月ほどですが、女王蜂が産卵を止めている冬は、3ヶ月くらいに延ばさなくてはなりません。

そこでできるだけじっとして活動量を最小にします。

早めに巣箱をかこって保温すると活動量が下がりませんので、ご注意ください。

餌やり

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重箱

9月の半ばに、3段目の半ばくらいまで巣が成長していた巣箱です。

秋の蜜源植物が盛んになることを考えると4段目を増設したほうが良いと考えて、重箱を1つ増設しました。

ところが思ったほど巣板が成長せず、上から3段目がいっぱいになるところで止まっています。

重箱

下からのぞいた様子ですが、4段目の重箱の落下防止棒がはっきり写っています。

ここのところ例年より気温が高めですが、もう花粉も運び込んでいないしこれ以上巣が伸びることはありません。

越冬中は巣箱内の温度を働きバチが自身の体温で温めています。

重箱


越冬のための対策としては、巣箱内部の空間が小さいほど良いので、4段目を外して巣箱を小さくしました。


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もう2週間ほど前になりますが、10月16日に、蜂蜜の糖度を測りました。

9月に採蜜した蜂蜜ですが、布で濾して綺麗にしてありました。

75.9度

ちょっと低めです。
うちでは販売はしていないのですが、78度以上というのが目安のようです。

糖度が低いと発酵しやすいのです。

バケツに入った蜂蜜にザルを置いて、ホームセンターなどで売っている、乾燥剤を写真のようにして設置します。

バケツに蓋をして全体をビニール袋に入れます。

乾燥剤の効果を出すために密閉しますが、蜂蜜の匂いがもれるとスズメバチが来たり、アリが上がってきたりするからです。

糖度
糖度

時々かき混ぜて、全体の水分を均一にします。

2週間ほどおいた昨日、再び糖度を測ってみました。

78.5度

まずまずです。

この後瓶詰めします。
自家用や、お世話になった方に差し上げます。

糖度

重箱2段を採蜜したのですが、蜂蜜11キロありました。
9月なかばに採蜜したので、秋の蜜源植物は充分ありましたが、11月なかばには砂糖水の餌やりしてあげます。


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採蜜

前回の記事で切り離した重箱を家に運んで、蜂蜜の入った巣板を切り離します。
巣板は、数ミリほどの隙間を開けて平行に並んでいます。
この隙間は、働きバチが巣穴に蜜を入れたり、幼虫に餌を与えたりする作業スペースです。

採蜜

巣板は巣箱の壁面や隣の巣板との固定のために、ところどころ蜜蝋で作られた棒状のスペーサーが入っています。
その部分を切り離すように、隙間に包丁をいれていきます。

重箱の中には、十字に落下防止棒が入っているので、それを避けるように包丁を入れていきます。

採蜜

3枚目の写真は、巣板を取り出しているところですが、このようにして1枚ずつ巣板を切り離していきます。

採蜜

ミツバチは集めてきた花の蜜を巣穴に入れて保管しますが、最初は水分が多い状態です。
糖度が低いと発酵しやすいので、働きバチは羽根であおって水分をとばして糖度を上げます。

そして糖度が充分にあがると蜜蝋で蓋をします。
こうして越冬のために保管しているのです。

採蜜

採蜜のときはこの蜜蓋を切り落とす必要があります。

巣穴は巣板の両面に開いていますので、裏と表と両方の蜜蓋を切り落とします。

ミツバチの巣は六角形が重なった構造をしています。
これは非常に強度が高い構造になっていて、人間はこの構造からハニカム構造というものを考えた言われています。

巣板に透過光を当てて撮影した写真を観てください。
表と裏とちょうど六角形が半分重なるような構造をしていて、さらに強度が増しています。
それで両面に巣穴が開いているのです。


ハニカム構造については、下記ページを参照してください。

https://kasyu-kogyo.com/2019/04/27/honeycomb/https://kasyu-kogyo.com/2019/04/27/honeycomb/

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採蜜

今年は重箱5段目まで積んだ巣箱です。
上2段を切り離します。
採蜜作業をすると、逃去の可能性があるので、あらかじめ逃去防止器を設置しておきます。
また、扉にある丸穴も塞いでおきます。

採蜜

まずスノコを外します。
この部分は、巣板の全重量を支えるためにかなり蜜蝋が固くなっています。
包丁を2本使用しますが、まず1本の包丁をくさびのように角から入れて、スノコと重箱の間に隙間を作り、そこに2本目の包丁を入れます。

採蜜

指で示しているところに、幼虫の飼育にも、貯蜜にも使われていない巣があります。
こういう部分には働き蜂がいないので、スムシが上がってきて侵入しやすくなります。

採蜜

養蜂家が使っている燻煙器の中に、ハッカ油を染み込ませたティッシュを入れて風を送ります。
最上段にいる蜂たちを下の方へ追いやるためです。
燻煙器がない場合は、ブロアや、ミニ扇風機、うちわなどで風を送りますが、そのときにもハッカ油を染み込ませたティッシュをかざして、その匂いを送るといいです。

採蜜

重箱を切り離します。
天板と同じように包丁を2本使います。
この部分は、最上部より柔らかいのでスムーズです。

運搬用に用意したタライに、切り離した重箱を入れます。
今回は、もう1段切り離します。

採蜜

この部分でも、ハッカ油の匂いのする風を送って、切り離す重箱の中に、蜂がいないようにします。

採蜜

さらに柔らかく切り離すことができます。

今回、重箱を5段積んで5段目の落下防止棒が隠れるくらい、巣が成長しました。

また、秋の蜜源植物がたくさん咲いている時期なので、2段まで切り離しました。

作業の様子を動画にしました。是非ご覧ください。

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夏分蜂

家から1.5キロほど上流へ入ったところの急斜面の上に設置した待ち桶です。
確認に行くのが大変なので、ここ1ヶ月ほど見に行っていませんでした。

下から見上げたところの写真ですが、赤い矢印のところに設置してありますが、解るでしょうか。

7月10日に見に行った時には、ミツバチがいなかったので半分諦めていましたが、今日確認したところ、なんと入居していました。

夏分蜂

今年は夏分蜂が多いので、他の巣からの分蜂の可能性が大きいですが、もしかしたら暑さで逃去してきた蜂群かもしれません。

この待ち桶はクルミの木の根元に固定してあり、完全な日陰です。

巣門からは盛んにミツバチが出入りしています。
花粉も運んでいます。

中を見ると、どうも巣が偏っているようです。
もしかしたら巣箱内部にカビが生えてしまったかもしれません。

この巣箱を管理が楽にできる、家のほうへ運びたいと思っています。
ところが日本蜜蜂の行動半径の2キロメートル以下のところに置いた待ち桶なので、直接家に運ぶとここへ戻ってきてしまいます。ミツバチは行動半径の地図を頭の中に覚えているからです。

そこで、一度遠くまで移動してそこで1ヶ月ほど飼育してから家へ運ぶ必要があります。


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夏分蜂

物置の日陰に置いた待ち桶に夏分蜂したらしい1群が入りました。

中の様子を観察すると、蜂の数は少なめです。

今年は、夏分蜂が各地で多いようですが、分蜂を繰り返すと蜂の数が少ない群になります。

夏分蜂

これからは密源植物も少なくなりますので、様子を見て砂糖水の餌やりも検討します。


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巣箱

家の裏手のヒノキ林の入り口に置いた巣箱に、6月20日にニホンミツバチが入居しました。

今日は梅雨明けしたかと思うほど暑い日でしたが、この場所は1日中、日影になっています。

巣箱

入居してから約1ヶ月経ちましたが、盛んに出入りしています。

巣箱

巣箱の中の様子を観ると、横方向へは順調に広がっています。
もう少し待って3段目の重箱を増設します。


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暑さ対策

梅雨があけて、本格的な暑さがやってきました。

巣箱内部が高温になると、ミツロウで作られた巣は柔らかくなってしまい、最悪の場合落ちてしまいます。

巣が落ちると、ほとんどの場合は逃去してしまいます。

巣箱の暑さ対策は、まず遮光です。
日が高くから当たる時期なので、上をおおって風通しをよくします。

暑さ対策

風通しは重要ですので、周囲の草刈りなどします。

トタン板の雨よけの下に発泡スチロールの板を入れてやります。

巣門の前に並んで巣箱の中に送風していたミツバチたちもおとなしくなりました。


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スズメバチ

ニホンミツバチの天敵はスズメバチ です。

スズメバチは、蜜蜂と違って女王蜂だけが越冬します。
春、暖かくなって目覚めた女王蜂は、自分自身で巣に適するところを探し、巣の材料を集めて巣作りを始めます。働き蜂を産卵して自分で育てます。
そしてある程度、働き蜂が増えて巣が大きくなったら巣作りや餌集めは働き蜂に任せて自分は産卵に専念します。

女王蜂が巣作りをしているこの時期に、スズメバチの女王蜂を駆除すれば、巣をひとつ駆除したことになります。

ペットボトルで作ったスズメバチ用のトラップを日本蜜蜂の巣箱のそばに設置しました。

ペットボトルには1センチ四方の穴を空け、中にはブドウジュース250cc、砂糖50グラム、そしてヤクルトを一瓶の1割程度いれて発酵を促進します。
香りを引き立てるためです。

トラップの作り方はいろいろあるようですが、スズメバチ 、トラップで検索してみてください。

動画をアップしました。ぜひご覧ください。


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