雄蜂が誕生した巣箱は

オス蜂

今年は暖かい日が続いていて、分蜂は早まりそうです。
上の写真のようなパラポラアンテナのような3ミリくらいの丸いものが巣箱に落ちていないでしょうか。
これは雄蜂の卵が産み付けられた巣穴に被される蓋です。
これが落ちているということは、この巣穴からオス蜂が成虫になって飛び出したということです。
この巣蓋が落ちると、その巣箱から分蜂するまで3〜4週間と予想できます。

こちら南信州では、まだまだ先です。

オス蜂

上の写真のような黒い少しおおきな蜂がオスバチです。
この雄蜂が巣箱から出てきて、大勢が出入りするようになると、分蜂までは10〜14日と予想できます。

女王蜂は卵を3種類産卵します。
一番多いのが働きバチの卵で、働き蜂はメスです。
次に多いのがこの雄蜂。さらに女王蜂の卵を産みます。
とはいえこの産み分ける判断は、働き蜂がしているのです。

時期はずれていますが、すでに日本中で女王蜂が冬の間は止めていた働き蜂の産卵を再開しています。
働き蜂の数が増えていくと、この雄蜂を産み始めます。
他の巣との交尾に備えています。
最後に女王蜂の卵を産んで、この女王蜂が羽化する直前に働き蜂の半分とお母さん女王蜂が巣箱を出ていくのですが、これが分蜂です。

早くも九州では分蜂したとの情報があります。



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