ニホンミツバチ飼育用 重箱式巣箱
初心者からベテランまで日本ミツバチ飼育に最適です
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細部まで考えられたやまみつやの重箱式巣箱
初心者の日本蜜蜂飼育に最適です
日本蜜蜂は天井から巣を作り始め、上部にハチミツを溜める習性があります
充分に巣が大きくなったときに最上段の重箱を包丁で切り離すと、働き蜂を殺さないでハチミツ取り出すことができます
板の厚みは15ミリ
樹の洞などの自然巣は高さが充分にあり放熱しますが、夏は巣箱内は非常に高温になります
そこで夏場の放熱に有利なように板は薄くしています
寒冷地の場合は、冬期はプチプチシートなどで囲って使います(使い方はメルマガでお教えします)
ボルトについて
これらは天板から本体までボルトで固定することができます
ニホンミツバチが住み着いて巣を大きくしていくと3段で20キロを超えます
重くなったときにボルトで固定すると安定します
待ち桶として使う場合は、重箱2段をガムテープで固定します
巣門について
重箱式巣箱A型は写真のような縦の巣門、B型は横の巣門です
巣門の巾は8ミリでキイロスズメバチなどの外敵が侵入しにくい大きさになっています
A型は見張り役のミツバチが少なくて済み、外敵に対して非常に有効になっています
また下の写真のように入口が斜めに広いので、ミツバチが脚に花粉をつけてきても入口
働き蜂が多くなると出入りが盛んになります、また暑い時期の送風の点でもB型のほうが有効です
蜂の数が多いと外敵に対しても強いので、巣門の巾が広くても大丈夫です
初めての方にはA型をおススメします
天板について
待ち桶として使う時はガムテープで固定したほうが良いです
理由は持ち運びが軽い、自然の分蜂群を見つけたときに即座に天板が外せる、重箱を重ねた隙間から光が入らない点です
採蜜のときに予備の天板が1枚あったほうが作業が楽になります
重箱について
重箱1段の内側の寸法は、縦横27センチの正方形で深さは14.5センチ
蜂群の勢いがあるとハチミツは一段で2升ほど採れます
巣板の落下を防止するために直径10ミリの丸棒を十字に入れてあります
落下防止の棒は取り外しできませんが、問題なく採蜜できます
寸法は正確に作ってあり、内部に巣クズの溜まる凹凸はありません
重箱を重ねた時に凹凸が2ミリ以上あると、そこに巣クズが溜まりスムシが湧くことがあります
発着台について
巣門の前には奥行き6センチの着台が張り出しています
蜜を吸って身体が重くなっていても安定して帰って来られるように
外敵の見張りや巣箱内に送風するために
女王蜂の逃去防止器の設置にも便利です
扉について
扉は上の写真のように簡単にはずす事ができます
巣クズの掃除が容易です
蜜を吸って身体が重くなったミツバチは、発着台に載れないこともあります
そんなときに扉にあいた穴から巣箱内に入る事ができます
この穴も直径8ミリと外敵の侵入を防ぎます
扉を外すと高さ14センチの大きな開口部があり、内部の観察が容易です
高床式について
やまみつやの巣箱は巣門と地板が離れている高床式になっています
地板に溜まった巣クズにスムシが発生しても、巣板まで登ってくることが簡単ではありません
スムシはハチノツヅリガの幼虫です
巣板を食い荒らしてしまいます
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重箱式巣箱から採蜜する方法
巣箱の巣門をアミでふさぎます。これは採蜜時に振動を与えると巣箱の中でやまみつたちが興奮して巣門から出てくることがあるからです。
天板を切り離しますが、冷凍食品用や、パン切り用のノコギリがついた包丁を使います。
小さな包丁をクサビに入れて、天板との間に隙間を作ります。
天板は最初に巣を作るところなので、ミツロウでしっかり固定されているので、かなり硬いです。
天板にはミツロウが盛り上がっているので、こそげ落とします。
このときに予備の天板があるとすぐに使えて便利です。
天板を外したときは数十秒ほどそのままおき、光を巣箱内部に充分に入れます。
やまみつたちは光をきらうので、さらに巣箱の下の方へ移動します。
最上段の重箱を切り離します。
この部分はだいぶ柔らかいです。
重箱を切り離したところです。
ここではやまみつたちが出てこないうちに、すぐに天板を戻します。
蜂蜜がたっぷり入った重箱です。
ひとつの重箱で、最高2升ほどの蜂蜜がとれることもあります。
巣の板を一枚ずつ切り取っていきます。
やまみつが盛んに寄ってくるので、息を吹きかけて飛ばして作業します。
バケツに入れます。
空のバケツにザルを乗せて、その中に巣板を崩しながら入れます。
巣板はその中心に壁があり、両面から蜂蜜を蓄えているので、巣板の2箇所に包丁を入れます。
この状態で2日ほどおけば蜂蜜が濾されます。
蜂蜜にまみれて動けなくなった、ミツバチがたくさんいます。
水をはったボウルを用意して洗ってやります。
羽が乾くと飛んでいきます。
巣板を外した空の重箱は、一番下に戻します。
最後は逃去防止器をはめておきます。