採蜜しました

採蜜

今年は重箱5段目まで積んだ巣箱です。
上2段を切り離します。
採蜜作業をすると、逃去の可能性があるので、あらかじめ逃去防止器を設置しておきます。
また、扉にある丸穴も塞いでおきます。

採蜜

まずスノコを外します。
この部分は、巣板の全重量を支えるためにかなり蜜蝋が固くなっています。
包丁を2本使用しますが、まず1本の包丁をくさびのように角から入れて、スノコと重箱の間に隙間を作り、そこに2本目の包丁を入れます。

採蜜

指で示しているところに、幼虫の飼育にも、貯蜜にも使われていない巣があります。
こういう部分には働き蜂がいないので、スムシが上がってきて侵入しやすくなります。

採蜜

養蜂家が使っている燻煙器の中に、ハッカ油を染み込ませたティッシュを入れて風を送ります。
最上段にいる蜂たちを下の方へ追いやるためです。
燻煙器がない場合は、ブロアや、ミニ扇風機、うちわなどで風を送りますが、そのときにもハッカ油を染み込ませたティッシュをかざして、その匂いを送るといいです。

採蜜

重箱を切り離します。
天板と同じように包丁を2本使います。
この部分は、最上部より柔らかいのでスムーズです。

運搬用に用意したタライに、切り離した重箱を入れます。
今回は、もう1段切り離します。

採蜜

この部分でも、ハッカ油の匂いのする風を送って、切り離す重箱の中に、蜂がいないようにします。

採蜜

さらに柔らかく切り離すことができます。

今回、重箱を5段積んで5段目の落下防止棒が隠れるくらい、巣が成長しました。

また、秋の蜜源植物がたくさん咲いている時期なので、2段まで切り離しました。

作業の様子を動画にしました。是非ご覧ください。


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