カテゴリー: 飼育日記

ご近所で、うちの巣箱を使ってもらっている方。
昨年無事ニホンミツバチの捕獲に成功しましたが、巣が大きくなってしまい、重箱から下の巣門部分までいっぱいになってしまいました。

ニホンミツバチを捕獲したときは重箱2段で飼育することをお勧めしていますが、上の赤い点線のように巣が2段目の重箱の底まできたときに、空の重箱を差し入れて3段にします。
この3段目を入れるタイミングを逃すと、どんどん下まで成長しますので、お気をつけてください。

さて、今回は新しい巣箱を用意してそれを巣箱の下に増設したいと思っていました。
まず底板を外す作業をしたいのですが、底板は湿度を吸って膨れていて簡単には外せません。
上の写真のように巣箱をずらして、底板を下からハンマーで叩きましたが、蜂たちが怒って飛び出してきました。

なんと巣が底板のすぐ上まで成長しているため、底板を上に外すとすが壊れてしまいます。

やまみつやの巣箱は底板をステープル(電線を止める金具)で支えています。

角材の桟で支えるとそこに巣屑がたまってスムシが湧きますが、ステープルで支えると底板のすきまに落ちた巣屑はそのまま地面に落ちてしまい、巣屑がたまりません。

今回、底板を外すために巣箱の下に手を入れて、このステープルをドライバーで外しました。

底板を外した巣箱の下に、無事新しい巣箱をさしいれることができました。

重心が高くなり不安定になっていますので、地面にパイプを打ち込みしっかり固定します。

このまま分蜂が終わるのを待って、上から重箱を採蜜していきます。

この日は朝から冷たい風が吹いていて、やまみつたちはちょっと興奮ぎみでした。
今は巣門が2箇所にありますが、蜂たちが落ち着くのを待って上の巣門は塞ぎます。
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フルーツパークで待ち桶を設置してきました

天板にはミツロウを溶かして塗布します。

重箱であまりカビがひどいところは、バーナーで少しあぶってやります。

巣箱内部全体を焦がすほど焼くことは、おすすめしません。ミツバチは煙の匂いをいやがるからです。

巣門の前にもミツロウを塗ります。

匂いつけとカビ予防のために甲類の焼酎を吹き付けます。

重箱は2段をガムテープで固定します。

ガムテープを使うときは半分に裂いて、はがしやすいように端を少し折り曲げます。
いろいろなガムテープを使ってきましたが、古藤工業のカラー粘着テープは、粘着力があるのにはがしやすいです。
採蜜するときとか、捕獲できなかった巣箱を翌年水洗いするときにガムテープをはがす必要がありますが、はがしやすい点でオススメです。
ご購入はこちら → 古藤工業 Monf No.8015 カラー布粘着テープ 黒 厚0.2mm×幅50mm×長さ25m

70センチほどに切ったトタン板を雨よけにかぶせてビニールハウス用のロープで固定します
ご購入はこちら → 石本マオラン ニューマイカ線(ハウス用ロープ) クロ 9ミリハバ 200M

待ち桶は風などで揺れるないように、立ち木や地面に打ち込んだパイプにしっかり固定します。

パイプを水平に置いてそこにロープで固定することもできます。

ここは以前、捕獲できたところ。

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長年巣箱を使っていると、写真のようにひび割れがひどくなることがあります。
巣箱の中に光が入ると、やまみつを捕獲することができません。

内側にくる部分にはミツロウで埋めてやります。

外側は黒いガムテープでヒビをふさぎます。

ガムテープを使うときは、幅を半分に裂いてつかうと使いやすいです。
もちろんひび割れが広いときはそのまま使います。

末端を写真のように少し折り込むと、はがすときに便利です。

いろいろなガムテープを使ってきましたが、古藤工業のカラー粘着テープは、粘着力があるのにはがしやすいです。

採蜜するときとか、捕獲できなかった巣箱を翌年水洗いするときにガムテープをはがす必要がありますが、はがしやすい点でオススメです。
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ニホンミツバチ巣箱

新品の巣箱は杉の匂いがきついので、雨ざらしにするか、流水につけておいてアク抜きします。

ニホンミツバチ巣箱

ミツロウ(=採蜜後の巣屑など)は天板や巣門の前くらいに塗ります。

バーナーやライターであぶってスクレパーを使って延ばします。

ニホンミツバチ ミツロウ

内部にあまりたくさんミツロウを塗ると、梅雨時にカビが発生するので気をつけて下さい。

ニホンミツバチ 重箱式巣箱

黒いガムテープで重箱と天板、巣門部分を固定します。ガムテープは半分の幅に裂くと扱いやすいです。

ボルトで固定しないのは、待ち桶として設置するときに持ち運びが軽いこと。もし分蜂群を発見したときに、天板のガムテープを外すだけで簡単に取り込み作業ができるためです。

捕獲に成功して巣作りを始めたら巣が重くなりますので、そのときにボルトで固定します。

内部に焼酎を霧吹きします。匂いつけとカビ予防です。
ニホンミツバチ巣箱 捕獲

やまみつやの巣箱の重箱は標準で3段ありますが、捕獲のための待ち桶には2段にします。

やまみつは、嗅覚だけでなく視覚も使います。赤や黄色の目印をつけます。

この大きさが捕獲の確率が上がります。また、最初から縦に長い空間があると、巣を細く縦方向に伸ばすためです。

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この冬は最初は暖かかったですが、年明けから日本海側、特に西日本では今年は例年になく大雪に見舞われています。

ニホンミツバチがいる巣箱が雪に埋もれてしまったときは巣門部分だけ掘り出してください。

やまみつたちは冬の間も完全に眠っているわけではありません。

寿命を延ばすため活動を抑えて体力を温存しています。

なぜなら女王蜂は冬の間は産卵しないので、働き蜂は春が来るまで活き延びなければならないからです。

当然排泄する必要がありますが、冬の間でも暖かい日は脱糞のため外に飛び出します。

その空間だけ巣門の前を開けてやってください。

 




2月になりました。

暖かい地方ではそろそろ梅も咲いているのではないでしょうか。

梅は桜と比べて休眠期間が短く、わずかな温度上昇でも咲くので開花時期の変動が大きい花です。

九州、四国では3月に入れば分蜂も始まるかもしれません。

昨年設置した待ち桶はそろそろ水洗いして日陰で乾かしてください。

カビなど生えていたところは、乾いたあとバーナーで炙るか、焼酎を霧吹きしておきます。

新しい巣箱は雨ざらししておくと、捕獲の確率が上がります。

お早めのご購入をお願いいたします。


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今年は暖かい日が続いています。

ここ南信州ではそろそろ冬支度が必要です。

上の写真は巣箱の容量を小さくすることによって、温度が下がらないようにしています。

 

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こちらの山間地では冬の季節にはマイナス10度を下回る朝が時々あります。

エアーキャップ(いわゆるプチプチシート)を1重に囲ってやります。

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冷たい風が入らないように扉の穴と巣門は塞いでやります。

しかし、やまみつたちは冬眠しているわけではありません。

冬といっても暖かい日には、脱糞のために巣箱から飛び出します。

そこで巣門はダンボールで塞ぎますが、1匹だけの出入りが可能なくらい開けておきます。