ニホンミツバチ飼育日記

誘引剤

早くも桜の開花宣言が聞こえて来ました。
ただ、桜の花が咲いたからと言って、春が早く来たと焦らないでください。

桜の花芽は前年の夏にできると、休眠してしまいます。
この休眠を打ち破るためには寒さが必要になります。
今年は1、2月にかなり厳しい寒さで、桜の花芽の休眠打破が充分すすみました。
そして3月は初夏のような陽気が続きました。
このため、桜が開花しました。

桜の開花には、低温 ー> 高温 といった温度変化が必要になり、必ずしも春が来たという基準にはなりません。

とはいえ九州の南部のほうでは分蜂もそろそろ始まっています。

 

分蜂が始まっているところでは、手作りの誘引剤を作りましょう。
水1リットルに対して、砂糖200グラム、蜂蜜大さじ1、酢大さじ1を入れます。
この液を作っておき、ヤクルトの小瓶などに入れます。
ここへヤクルトを数滴垂らして1、2時間ほど暖かい日なたに置きます。
ヤクルトが入ると発酵が促進されるので、発酵臭がしてミツバチを誘引します。
アルミ箔の蓋には小さい穴を3、4個あけて、瓶の口を塞いでください。
こうしないとミツバチが中に入っておぼれてしまいます。

発酵臭は10日ほどでおさまってしまうので、交換してください。

 


待ち桶

待ち桶を設置するときは、トタン板で巣箱の雨よけをします。

トタン板

トタンの波板は幅が60センチ、長さ6尺(180センチ)のものが1000円前後でホームセンターで売っています。

トタン板

これを金切バサミで長さ45〜55センチくらいに切断します。
金切バサミは大きいもののほうが使い易いです。
作業は必ず軍手をしてください。

雨よけ

巣箱にトタンを被せたら、ビニールハウスに使うナイロンコード(マイカ線)で固定します。
コードの長さは、後で重箱を増設したときにも使えるように長めにしてください。

雨よけ

ボルトを通す穴にコードを通して、3重から4重に結びます。

雨よけ

雨よけ

雨よけ

トタン板に擦れる部分は、ガムテープなどで補強してコードが切れないようにします。



巣箱はスギ板で作っていますが、新品の巣箱は匂いがするので雨ざらしなどして匂いを抜きます。
匂い抜きには必ず流水を使うようにしてください。
溜まった水に浸けても、効果はありません。
うちでは大量の巣箱の匂い抜きをするときに、写真のような500リットルの容量のローリータンクを使います。
開口部が34センチ以上あれば、重箱ならタテにして入ります。
重箱と天板が9台分入ります。

このようにホースを底に当てるようにして水を入れて行きます。
ただし中で巣箱が浮いて来ますので、実際は下のようにタンクには蓋をして、蓋に穴をあけておいてホースを差し込みます。

流水の量にもよりますが、10日ほどで匂いは抜けます。


菜の花

うちの近くの野生の菜の花。
いつもならばもう咲いていてミツバチも来ているのに、今年はまだ小さいままです。

下の写真は昨年の3月1日の同じところの様子。
今年は寒かったですね。

菜の花


待ち桶の準備をしました

先日、水洗いして乾かしてあった巣箱にミツロウを塗布して待ち桶の準備をします。

天板天板

天板には採蜜した後の巣クズをバーナーで溶かしてスクレーパーで塗りつけます

カビ

水洗いだけでは落ちないカビはかるく炙ってやります

バーナー

バーナーはこれです
ミツロウを溶かしてフシ穴を埋めたりするときにも便利です。

テープテープ

重箱を固定するときは、ガムテープの縁を少し折って剥がしやすいようにします。

テープ

発着台の部分です。

ヒビ
ヒビ

長年使用しているとヒビ割れがでてきます。光が入るとよくないので、こうやってふさぎます。
ヒビ
ヒビ

フシにできているヒビも、もし貫通しているようならば塞ぎます。
テープ
テープ

巣門の前に黄色いテープを取り付けます。

やまみつたちは嗅覚だけではなく、視覚でも巣を探しています。
テープ
テープ

 

タッカーと呼んでいるホッチキスのような道具です。ホームセンターでも売っています。

 

待ち桶

これで待ち桶の準備ができました。
南信州では分蜂は4月なかばくらいから始まりますので、今月中には設置します。

ミツバチ

だいぶ暖かくなり、巣から出入りしている時間も多くなってきました。

 

 


今年はまだまだ寒く、例年より遅いのですが春になり最初に咲く花たちがほころびはじめました。

フクジュソウ

フクジュソウのつぼみです。
大切な花粉源です。

ロウバイ

ロウバイのつぼみです。
咲くとミツバチがやってきます。

ネコヤナギ

こちらはネコヤナギ。
雄花と雌花がありますが、雄花は花粉を雌花は蜜を出します。

蜜源の花は下記の本が参考になります。



今年の冬は寒さが厳しいですが、そろそろ待ち桶の準備をします。

ニホンミツバチを捕獲するためには、分蜂の季節の前に待ち桶を設置しなければなりません。

昨年設置した巣箱はカビが生えたり汚れたりしているので、とりあえず水洗いします。
重箱
重箱
カビを削る

日陰の風通しが良いところでよく乾かします。

新品の巣箱も雨ざらしするために置いてあります。

重箱


待ち桶は数が多いほうが、ニホンミツバチの捕獲の確率は上がります。

巣箱を作っていると、ヒビ割れ、節穴などがあり、正規品として販売できないものができてきます。

これら2級品でも少し補修すれば、充分巣箱として使うことができますので、待ち桶として最適な大きさ重箱2段のセットでお値打ち価格で販売します。

待ち桶用2級品

 

アク抜きの雨ざらしをしてから補修作業をしてください。

貫通した穴やヒビ割れは、中に光が入るとやまみつがいやがりますので、

ガムテープで塞ぎます。

これらの貫通した節穴の内側は、

クリアファイルなどの薄いプラスチックの板とタッカー(ホームセンターで販売しています)でふさぐか、

ミツロウを溶かして埋め、スクレーパーを使って平にならします。

天板のひび割れも、ガムテープでふさぎます

 

重箱2段をガムテープで固定して待ち桶として設置してください。

巣箱の補修には

もし、捕獲に成功したら下記のオプションセットをご購入いただき、重箱3段にしてください。

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