ニホンミツバチ飼育日記

メンガタスズメガ

巣門のところで、ミツバチたちが何かわたのようなものを引きずり出そうとしています。

メンガタスズメガ

メンガタスズメガです。

大型の外来の蛾で、ミツバチの巣箱に侵入して蜂蜜を食べます。

幸い蜂群が強かったので撃退したようです。そのときに蛾がワタを吐き出して応戦したのでしょうか。

夜中、暑くないのに巣箱の外側に大量のやまみつが張り付いているときは、この蛾が侵入している可能性があります。

メンガタスズメガ

逃去防止器をとりつけて侵入を防ぎます。


うちから5キロほど下流に設置した待ち桶ですが、もう今年はあきらめていました。

お盆あけごろ見に行ったらなんと、入居していました。

この夏は暑さが異常だったため、どこかの巣から逃去した蜂群かもしれません。

長い期間放置してあったので、ガムテープの固定がゆるんでいて今にも落ちそうでした。

補強してうちに運んできました。

 

それなりに元気な群です。


ニホンミツバチの減少の原因のひとつが、アカリンダニと言われています。

アカリンダニ対策は、今のところメントールクリスタルを巣箱内部に設置することが簡単にできる方法です。

メントールクリスタルはこのような結晶状態です。

これをホームセンターなどで販売している、お茶パックに入れます。
量は大さじ一杯、およそ5グラムです。

 

お茶パックに画鋲を刺して、

巣門の上の部分に固定します。

 

外から見るとだいたいこの辺りです。

メントール成分は揮発すると空気より重いので、本当は巣箱上部に固定することが望ましいのです。
しかし、現状では巣箱上部に固定するのは困難なので、巣門の少し上に固定します。

今の季節暑いので、巣門の外側では巣箱内部に送風する係の蜜蜂たちが大勢います。

揮発して下に向かって降りてきたメントール成分は巣門からの送風によって撹拌されて巣箱内部に充満できます。

ただしメートールは40度くらいで液化します。
万が一液化すると、やまみつが逃去することにもなりますので、巣門の中央上部ではなく中央からずらして設置してください。

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ご近所で、ニホンミツバチたちが騒いでいるとの連絡があり、様子を診にいきました。

この暑さで巣が落ちています。
しかし、巣の上部のハチミツを貯めている部分から外れると蜜が大量に流れ出てミツバチたちも動けなくなりますが、今回はハチミツはみられないので、巣板の下部だけが落ちたのでしょう。

とにかく暑さ対策です。
巣箱の下にブロックを置いて風通しをよくします。

巣箱の周囲を草刈りした後、遮光ネットで陽を遮ります。

今回は蜜が流れ出なかったのですが、もし蜜が流れ出るようだと逃去の恐れもあります。


5月24日に捕獲後1ヶ月ほど、そのまま重箱2段で飼育しています。

本当は横方向にいっぱいにしたかったのですが、なんらかの理由で最上部の一部の営巣を避けてしまい、下の写真のように偏ってしまっています。

巣箱内部

そろそろ巣の下端が重箱2段より下に来るので、3段目を増設することにしました。

重箱と巣門部分を固定しているガムテープをはがします。

ガムテープをはがしたところに、空の3段目の重箱を挿入します。

ニホンミツバチは滅多に刺しませんが、服の袖口や手袋のすそから入り込み出られなくなると必ず刺します。
腕カバーで袖口を覆います。袖口が閉まる服なら大丈夫です。

顔を守るためネット付きの帽子を被ります。

巣板の中ほどは、重箱から下に出っ張っているので、引っかけないように気をつけてください。

重箱を3段にしたときには、ボルトで固定します。

抑え棒の穴にボルトを通して、ワッシャーとナットで固定します。

巣箱は木製なので、湿気を吸うと大きくなります。
ニホンミツバチが活動していると、巣箱内の湿度が上がるので梅雨時の今からの季節では、巣箱は膨張していきますので、ナットは軽く締めてください。

重箱を3段にして、ボルトで固定しました。

巣箱内の温度はこれから上がっていきますので、巣箱内の空間を大きくすると暑さ対策にもなります。


巣入り口

今年やまみつが入居してくれた巣箱、盛んに出入りしています。

巣箱内部

扉を開けて中を観察してみると、どうも巣が左に偏っています。

巣箱内部

天気の良い昼間、ニホンミツバチたちが留守しているときに観察すると、やはり巣板が偏っています。

 

巣箱内部

巣箱の中にカメラを入れて上部を撮影。
巣箱内部の1箇所を避けるように巣を作っています。

巣箱内部

おそらく入居した後にこの部分にカビが生えてしまったのかもしれません。
捕獲が5月下旬と遅かったので、巣が大きくなる前にカビが生えたのではないかと思います。
数年前にも同様なことがありましたが、何も問題なくミツバチたちは巣を徐々に大きくしていきました。

しばらく様子を観てみます。


うちから3キロほど離れた空き家です。
都会に住んでいるご主人によると、昔、ここでニホンミツバチを飼っていたとのこと。

巣箱を置いて3年目でようやく探索蜂がやってきました。
3日ほど出入りしていましたが、

24日の木曜日にようやく入居。

無事育ってくれますように。


誘引剤

早くも桜の開花宣言が聞こえて来ました。
ただ、桜の花が咲いたからと言って、春が早く来たと焦らないでください。

桜の花芽は前年の夏にできると、休眠してしまいます。
この休眠を打ち破るためには寒さが必要になります。
今年は1、2月にかなり厳しい寒さで、桜の花芽の休眠打破が充分すすみました。
そして3月は初夏のような陽気が続きました。
このため、桜が開花しました。

桜の開花には、低温 ー> 高温 といった温度変化が必要になり、必ずしも春が来たという基準にはなりません。

とはいえ九州の南部のほうでは分蜂もそろそろ始まっています。

 

分蜂が始まっているところでは、手作りの誘引剤を作りましょう。
水1リットルに対して、砂糖200グラム、蜂蜜大さじ1、酢大さじ1を入れます。
この液を作っておき、ヤクルトの小瓶などに入れます。
ここへヤクルトを数滴垂らして1、2時間ほど暖かい日なたに置きます。
ヤクルトが入ると発酵が促進されるので、発酵臭がしてミツバチを誘引します。
アルミ箔の蓋には小さい穴を3、4個あけて、瓶の口を塞いでください。
こうしないとミツバチが中に入っておぼれてしまいます。

発酵臭は10日ほどでおさまってしまうので、交換してください。

 


待ち桶

待ち桶を設置するときは、トタン板で巣箱の雨よけをします。

トタン板

トタンの波板は幅が60センチ、長さ6尺(180センチ)のものが1000円前後でホームセンターで売っています。

トタン板

これを金切バサミで長さ45〜55センチくらいに切断します。
金切バサミは大きいもののほうが使い易いです。
作業は必ず軍手をしてください。

雨よけ

巣箱にトタンを被せたら、ビニールハウスに使うナイロンコード(マイカ線)で固定します。
コードの長さは、後で重箱を増設したときにも使えるように長めにしてください。

雨よけ

ボルトを通す穴にコードを通して、3重から4重に結びます。

雨よけ

雨よけ

雨よけ

トタン板に擦れる部分は、ガムテープなどで補強してコードが切れないようにします。