ニホンミツバチ飼育日記

スノコ

巣箱の天板の下に差し入れるスノコを作りました。

幅6ミリのスリットが入っています。
アカリンダニ対策でメントールを巣箱に入れるのですが、揮発したメントールは空気より重いので、天板の下に入れると、巣箱全体に行き渡ります。

また、採蜜して天板を切り離した後、再び天板を戻すのですが、そのときに天井がスノコ状のものがあると作業スペースが多くあるため、ミツバチの修復作業がやりやすいと言われています。

スノコ

スノコ

スノコの上に直接メントールを置くと、夏にメントールが液化して巣箱内部に垂れていきよくありません。
プラスチックのケースも付属しています。

スノコ

このケースにメントールを入れて揮発させます。

近日中に販売開始します。


冬支度

巣箱の陽当たりが、今の時期だと朝10時から午後2時ごろまでちらちらと当たる程度ですが、それでも巣箱内部の最上部の気温が時々9度くらいまで上昇します。

ニホンミツバチは、厳冬期になると巣板の間に空間を作ってそこへ入り込んで固まるのですが、今年はまだそうした状況にはなりません。

それでも昨日からはかなり強い寒波がやってきたので、その前に冬支度しました。

 冬支度

昨年末に寒風が入らないように巣門を狭めましたが、まだ出入りしていたので隙間を大きくしてありました。
その巣門を1匹が出入りできるくらいに狭くしました。
冬の間も暖かい午後は脱糞のために出てくるので、これくらいはあけてやります。
また、雪に閉ざされてしまうと出られないので、巣門の部分だけでも雪かきをしてやってください。

春になって花が咲くと盛んに出入りするようになりますが、そのときに段ボールで狭めると自分でかじって広げますので、かならず段ボールでふさいでください。

冬支度

やまみつやの巣箱は巣門の下に大きな空間があります。
内検やスムシ対策にはなるのですが、巣箱内部の空間が大きいと冷えるので、その空間をふさぐように、小さな空箱を入れます。

冬支度

エアキャップ(いわゆるプチプチシート)で重箱の上部2段程度を包みます。
巣箱内部が高温になると活動的になって寿命が縮み、春まで持ちませんので1重くらいで充分です。(ちなみに最低気温はマイナス10度を少し下回ります)
エアキャップを使うとシートと巣箱の間に結露することがありますが、その場合は内部の気温が高くて活動的になっているということです。
飼育している地域によっては、冬囲いは必要ない場合もありますので、ご心配のかたはお問い合わせください。

冬支度

冬支度

外側で作業していると、ミツバチたちが出てきました。
寒い季節のミツバチは気が荒くなっていますので、必ずアミつきの帽子、手袋、長靴で作業してください。

冬支度

西日が当たらないように遮光してあります。


やまみつやのある和合という集落へ、この7月にゆうたさん、ゆきさん、それに2歳の娘さんの3人家族が移住してきました。

ニホンミツバチの飼育に興味があるということですので、うちの待ち桶用2級品を買ってもらい、これから来春のニホンミツバチ捕獲に向けて準備してもらうことになりました。

雨ざらし

待ち桶用2級品を3台買ってもらいました。

雨ざらし

こちらがゆうたさん。YouTubeチャンネル、「自給自足YouTube村」やっています。

雨ざらし

まず雨ざらしのために並べているところです。

雨ざらし

巣箱を並べた後に、その様子を観にいきました。

その様子を動画にしましたので、一番下にリンクしておきます。
彼らの準備の様子をこれから順次動画にしていきますので、ぜひご覧ください。

雨ざらし

雨ざらしは巣箱の内部の匂いを抜くためなので、天板、底板とも内側を雨に当たるようにしてください。
また天板、底板は斜めに立てかけておくと、匂いを含んだ雨水が流れ落ちるので、早く匂いがぬけます。

 


冬支度

先週の後半から冷たい風が吹くようになりました。
ただ、まだ昼間は暖かく蜜源の花も枯れていないので、ミツバチたちも冬の様子ではありません。

冬支度

巣門をダンボールでふさいで冷たい風が入らないようにしました。
とはいえだいぶ出入りしているので、ちょっと広めに開いています。

冬支度

花桃の樹の根元に固定していますが、葉が落ちてしまいだいぶ日当たりが良くなっています。
朝日は良いですが、午後の日は遮るように遮光しました。

来春の花の季節に女王蜂が産卵を再開するまで、働き蜂は寿命を伸ばさなくてはなりません。
あまり巣箱が暖かいと活動的になり、寿命が短くなってしまうのです。


やまみつやのある南信州では、例年この時期には霜が何度も降りて、蜜源の花が枯れてしまいます。
が、今年は異常に暖かい日が続いています。

春から夏にかけて、働き蜂の寿命は1ヶ月ほどです。
しかし冬の間は女王蜂が産卵を止めているので、今から来春まで3ヶ月以上、寿命を延ばさなくてはなりません。
そのためには活動量を最小にしてじっとしている必要があります。
いつまでも暖かいと来春まで働き蜂の寿命が持たない可能性があり、心配しています。

砂糖水

プラスチックのケースに厚さ5ミリのスポンジを切って、浮かべます。

スポンジは下のように、5ミリほどの隙間をあけます。

給餌

砂糖水は砂糖1キロに対して、水700ー800CCに溶かしたもの。
もしあれば巣クズを煮てミツロウを作るときにでる煮汁、あるいは蜂蜜を混ぜてやります。

煮汁は来春の誘引にも使えるので少量(20シーシーほど)にしました。

砂糖水

砂糖水

砂糖水

巣箱の内壁にくっつけるように置きます。

スポンジ、工具ケースはこちらです。


 


茶の木

このところ異常なくらいの暖かさが続いています。
11月の初旬は霜が降りることもあったのですが、半ばからは朝も気温が10度を下回りません。
蜜源になるお茶の花やセイタカアワダチソウもまだ元気に咲いています。

スマホ

ミツバチたちも活発に出入りしていますが、中の様子を見ると重箱の上から3段目までしか巣は伸びていません。
冬場は巣箱内部の空間を狭くしたほうが気温が保たれるので、4段目を抜くことにしました。

重箱ホルダー

春から秋にかけてミツバチが活発に活動している季節は、早朝の涼しいうちに作業しますが、今の季節は寒い時間はミツバチの気が荒くなっているので、暖かい日の昼過ぎに作業します。

ホルダー

試作した重箱移動用のホルダーを使います。
スチールラックを作るときにつかうL型アングルと角材を使って作ってあります。
写真右下の長穴だけ切り欠きして、ボルトが横からはめられるようになっています。

重箱ホルダー

アングルの部分を3段目の重箱の下に差し込み、ボルトを固定します。

重箱ホルダー

3段目までの重箱を動かして4段目を抜き取り、

重箱ホルダー

再び3段目までを戻します。

花粉

10分ほど観察をしていたら花粉をつけたミツバチが帰ってきました。
もう産卵は止めていると思います。


冬支度

昨日の冷たい雨とは違って今日は朝から暖かい日差しでした。
ミツバチたちも、まだ秋の花の蜜を集めに忙しそうです。

冬支度

扉を開けて内部を見るとかなり多くの巣クズがたまっています。
冬が近くと、巣板の隙間を拡げて身体を寄せ合う空間を作るのですが、もう始めたのかもしれません。

冬支度

内部の様子です。
秋の花の最後の蜜を集めてきて、水分を飛ばしているので、巣箱の内部は湿度が高く結露しています。

重箱の3段目の中程で成長が止まっているので、冬が来る前に4段目を外して巣箱内部の空間を狭くしようと思います。
そのほうが巣箱内の気温が下がらないからです。

冬支度

巣箱内部に設置した温度計のデータです。
やはり湿度がかなり高くなっています。


セイタカアワダチソウ

セイタカアワダチソウが最盛期です。
外来植物で嫌われ者ですが、ミツバチにとってはこの時期の大切な蜜源になります。

このセイタカアワダチソウの蜂蜜はクセが強いのでこの花が咲いている時期は採蜜はしないように、と言う人が多いです。
やまみつやでは採蜜作業の後に、秋の蜜源植物から集蜜してから冬を迎えてもらいたいので9月中に採蜜するようにしていますが、セイタカアワダチソウの蜂蜜も一度試したいところです。

お茶

これはお茶の木の花。
うちにはお茶の木があり、先月末からお茶の花が咲いています。
お茶の花も蜜源になります。


ホルダー

ホームセンターなどで売っているスチールラックを自作するときのL型アングルを使って、写真のようなホルダーを試作しました。
重箱を増設するときに、蜂蜜で重くなった重箱を持ち上げなければいけないのですが、持ち手がないので結構難しい作業でした。

アングルの厚みは2ミリで、重箱と本体の間にそれくらいの隙間を開け、そこにアングルを差し込んでセットします。

重箱増設

重箱増設

重箱の3段の巣箱です。
落下防止棒にかかるかどうかという段階で、まだ早いとは思いますが重箱移動用のホルダーを試すために空の重箱を増設することにしました。

重箱増設

アルミの棚を作るためのL型アングルと角材をボルトで止めてあります。
重箱の3段目の下に隙間を作って差し入れます。

重箱増設

後ろ側も同じようにアングルをかませます。

重箱増設

蝶ボルトを締めて固定。

重箱増設

重箱3段目の下にホルダーを固定したところです。

重箱増設

左右の角材を持って重箱を持ち上げて移動します。

重箱増設

空の重箱をセットして、

重箱増設

3段の重箱を戻します。

重箱増設

重箱増設

ホルダーをばらして外します。

重箱増設

4段に増設しました。
このホルダーは今度の冬の間に商品化したいと思っています。

自作されたい方はお問い合わせください。

採蜜

前編で切り取った重箱は、巣箱のそばで解体するとスズメバチを巣箱周辺に呼ぶことになるので、離れたところに運んでから解体します。

採蜜

一番上の巣板を一枚剥がしますが、まず重箱の壁にそって包丁を入れて。

採蜜

さらに落下防止棒に沿って包丁を入れます。

採蜜

一枚の巣板を取り出します。

採蜜

ミツロウで作られた巣は幼虫の卵を生みつけられ、その後集めてきた花蜜をためるのに使われます。
花蜜は水分が多いので羽であおって水分を飛ばして糖度を高くします。
糖度が高いと発酵しにくくなるので、長期保存できます。
糖度を上げた蜂蜜は、巣穴に蓋をしますが、幼虫の飼育にも貯蜜にも使われなくなった巣穴もできてきます。
ひとつの巣箱で飼い続けると、そういう古い巣が増えてきますが、巣箱が使われなくなった巣でいっぱいになると、ミツバチは出て行ってしまいます。

採蜜

巣板は二重構造になっていて、両側から蜜を溜められるようになっています。
ミツロウの蓋を包丁で削り取って、蜂蜜が巣穴から出るようにします。

 

採蜜

採蜜

反対側の巣穴の蓋も削り取ります。

採蜜

落下防止棒で区切られた一角を全部切り取ったら、次のスペースの巣板を切り取ります。

採蜜

採蜜

この巣が残っている状態の重箱は風通しのよいところで完全に乾かしてから、カビが生えないようにして来春まで保管し、待ち桶として使います。

動画にしましたので、ご覧ください。