ニホンミツバチの通り道

やまみつやのあるところは、阿南町の和合という集落です。60年以上前に合併するまでは、和合村でした。
ここへ移住してきたのは1998年ですので、もう24年目になります。

こちらへ引っ越してきて初めて日本蜜蜂のことを知ったのですが、時々土地のお年寄りから聞いた話しが、ミツバチの通り道という言葉です。

ミツバチの巣箱(待ち桶)は、通り道にかけないと入らないものだ。という話しです。

ニホンミツバチ巣箱

ここは物置の影になっているところで、外からはあまり目立たない場所です。

ところがこの待ち桶にも毎年ではないですが、やまみつがやってくることがあります。

おそらくこの物置がある沢筋が、ニホンミツバチの通り道になっていると思います。

日本蜜蜂

物置のあるところは沢筋の道路沿いです。
この沢筋はサクラの木、クルミの木など広葉樹が点々と立っていたり、菜の花や蜜源となる花もたくさんあります。
また、沢の上のほう(写真の後ろ方向)や、下の方には広葉樹の森が広がっています。

日本蜜蜂の通り道

沢筋は風があまり強く吹かない、水が豊富など元々ミツバチが好む環境なのです。

とすれば、この沢筋が日本蜜蜂の通り道になっていることは充分に考えられます。

とはいえ沢筋だけが日本蜜蜂の通り道ではないようです。
離れたところに広葉樹の森が点在しているような土地では、その間に通り道があります。
待ち桶を設置してもなかなか入らないところと、入るところがわかれますが、この差は通り道であるかないか、の場合もあると思います。



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