重箱の増設 タイミングとミツバチに優しいやり方

巣箱内部でニホンミツバチは天井から下へ向かって巣を作りますが、重箱式巣箱では空の重箱を下に増設することによって、巣箱内部の容積を大きくすることができます。

重箱増設

上の写真をみると、巣板が拡がって巣箱の内側に接しています。
内壁に巣板がしっかり喰いついていると、夏の暑いときでも巣が落ちにくくなりますし、採蜜で最上段の重箱を切り離しても、巣が下に落ちるということはありません。
この赤い線が重箱3段目の下の端ですが、巣が伸びてきてこの線の下まで来るようだと、重箱を持ち上げた時にこの部分がちぎれてしまいますので、注意してください。

重箱増設

重箱を持ち上げた時に、下の巣箱の縁にミツバチが乗っていることがあります。
写真の赤丸のところです。
そのまま空の重箱をのせるとミツバチを潰してしまうことになるので、少しずらしたところに重箱を乗せてから、横方向に滑らすようにして増設します。

重箱増設

巣の板は中央の部分から下に伸びます。
巣の両脇は重箱の3段目にあっても、中の部分は赤丸のように重箱の下にはみ出しています。
この部分をぶつけたり、ひっかけたりすると、巣が壊れますので、注意してください。

重箱増設

上の重箱をのせるときも、滑らすように置きます。

重箱の増設のやり方やタイミングについて動画を作りましたので、ご覧ください。



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