暑さ対策してください、巣落ちに注意

記録的な暑さです。
ニホンミツバチの巣はミツロウでできています。
暑さで柔らかくなると、巣が落ちることがあります。
もし巣箱に直射日光が当たっていて、巣箱表面の温度が高くなっているようならば、暑さ対策してください。

遮光

まず直射日光をさけるために、遮光シートやすだれなどを使います。
ただ、これらが巣箱に直接触れるように置くと逆効果なので、写真のように50センチほどの隙間をあけてください。

暑さ対策

巣箱の雨よけにはトタン板を使用している方が多いと思いますが、トタン板に直射日光が当たると高温になっていしまいます。
トタン板と巣箱の間に発泡スチロールの板などを挟んで断熱してください。

重箱増設

重箱の段数ですが、あまり縦方向に空間が広いと、巣を成長させるときに横方向より縦方向に細長く成長させる傾向があります。
巣箱の壁面に巣板が達しないと、巣が落ちやすくなるため、早めの重箱の増設はあまりお勧めしていません。
しかし、暑さが厳しいときには、巣箱内部の空間を広くすることが有効です。
成長具合をみながら、重箱をひとつ多めに増設すると空間が広くなり、涼しくなります。

網戸

巣箱の底板や、扉にメッシュでできたものを利用します。
風通しがよくなり、巣箱内部の温度が下がります。
ただし、匂いが外部に漏れ出すため、スズメバチの外敵を呼び込む可能性があります。
私は今年はスズメバチが多くなると予想しています。
お気をつけください。



コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)