待ち桶の設置 その2

待ち桶

ニホンミツバチの誘引のために、待ち桶の設置場所の適地をいろいろ探していると、広葉樹の林の東向きの急斜面を見つけました。

ここならば朝日が少し当たるくらいで、もう少しすれば樹々の葉が茂り、夏になるころには日陰になります。

ここに待ち桶を設置することにしました。

コナラの木の根元に、パイプを2本、水平に打ち込んで土台にします。

直接土に触れると巣箱が痛みやすいので、こうしてパイプなどで土に触れないようにします。

待ち桶

さらに巣箱が揺れないように、両脇には巣箱を固定するためのパイプを縦に打ち込みます。

このパイプに巣箱を縛って揺れないように固定します。

巣箱が風などで揺れると、せっかく入居したミツバチも逃げてしまいます。
ここは風当たりも弱く待ち桶の設置には最適です。

ここは少し離れたところで北斜面です。

朝日は当たっていますが、昼ごろから日陰になります。
また、今は新芽が出ていませんが、もう少しすると葉が繁って日陰になります。

ここにもパイプを土台にするために、水平に2本打ち込んで、木に固定します。

木が斜めにはえているので、巣箱との隙間に朽ちた倒木をはさんで巣箱をしばって固定します。

待ち桶の設置の条件は、夏に日陰になることと、風あたりが弱いことが第1条件です。

初心者のゆうたさんが2台目の待ち桶を設置した様子をYouTubeにアップしました。

ご覧ください。



この記事へのコメント 2件

  1. 林茂

    on 2021年4月14日 at 9:51 PM - 返信

    貴様から酢箱を購入しました林と申します。昨日親戚に巣箱を置いて管理したいただいた方から入居の知らせを受けました。場所は関市山田です。自宅からは距離があり何日ぐらいたってから自宅へ移動してもいいでしょうか。また、逃亡の話もよく聞きます。原因はどのようなことがありますか、
     1、入居して次の日に逃亡の原因
     2.何日か経って逃亡の原因
     3、巣をつくり始める見解は
    以上3つの原因を教えてください。よろしくお願いします

    • やまみつや

      on 2021年4月15日 at 5:41 AM - 返信

      コメントありがとうございます。また、巣箱のご購入ありがとうございます。
      一般的に逃去の原因としては、スズメバチ、暑さにより巣が落ちてしまう、巣箱周辺の騒音、振動、などがあります。また、強制的に捕獲したとき、採蜜した時にも逃去します。
      今の季節で、入居してから、1日、あるいは数日で逃去するというときは、スズメバチや暑さということはないので、騒音、振動が長時間発生するという事態が考えられます。
      巣を作り始める見解ですが、確実なのは花粉を運び始めることです。花粉は幼虫のエサですので、巣を作り女王蜂が産卵を始めたサインです。
      巣箱から直線的に蜜源へ飛んでいく働き蜂、蜜源から直線的に帰ってくる働き蜂が多数いる状態だと巣作りしています。

      巣箱の移動ですが、巣があるていど大きくなってから、できれば重箱1段目の落下防止棒の下まで来てからの方が良いと思います。女王蜂の産卵力にもよりますが、平均だと約1ヶ月くらいだと思います。巣箱の移動についてはまたメールマガジンやブログに書きますので、よろしくお願いいたします。

コメントを残す

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)