待ち桶は数が多いほうが、ニホンミツバチの捕獲の確率は上がります。
巣箱を作っていると、ヒビ割れ、節穴などがあり、正規品として販売できないものができてきます。
これら2級品でも少し補修すれば、充分巣箱として使うことができますので、待ち桶として最適な大きさ重箱2段のセットでお値打ち価格で販売します。
アク抜きの雨ざらしをしてから補修作業をしてください。
貫通した穴やヒビ割れは、中に光が入るとやまみつがいやがりますので、
ガムテープで塞ぎます。
これらの貫通した節穴の内側は、
クリアファイルなどの薄いプラスチックの板とタッカー(ホームセンターで販売しています)でふさぐか、
ミツロウを溶かして埋め、スクレーパーを使って平にならします。
天板のひび割れも、ガムテープでふさぎます
重箱2段をガムテープで固定して待ち桶として設置してください。
巣箱の補修には
もし、捕獲に成功したら下記のオプションセットをご購入いただき、重箱3段にしてください。
待ち桶用2級品の販売はこちら
幸いなことに今年は天敵のスズメバチが非常に少ないです。
巣を見つけても小さく、働き蜂の数も少ないのです。
こちらではトラップは必要ないのですが、スズメバチが多いところは巣箱から数m離れたところにトラップを仕掛けてください。
オオスズメバチは非常事態になると、仲間を呼ぶフェロモンを出します。
そこで、粘着式のネズミ採りに、オオスズメバチを活きたまま貼り付けるとそこへ次々とやってきます。
ペットボトルに直径1センチほどの穴をあけ、底の方に誘引の液体を入れます。
ブドウジュース3に対して、焼酎1の割合で混ぜたものが効果があるようです。
12月になりました。こちら南信州の山間地では最低気温がマイナスになる日があります。
寒くなるとニホンミツバチは気が荒くなるので、巣箱に近づくときは暖かい昼間、必ず面布を被って作業してください。
花が終わり巣を整形する必要がなくなったのに、巣屑がたくさん落ちることがあります。
冬の間に固まってじっとしている空間を作るために、巣板と巣板の隙間を広げています。
働き蜂の寿命は夏の活動的な時期では1ヶ月ほどですが、冬は女王蜂が産卵を止めているため来春まで寿命を延ばさなくてはなりません。
そこで冬は巣板の隙間にじっと固まって活動量を下げています。
寒いからと言って巣箱を暖かいところに移動したり、毛布をかけてしまうと巣の温度が上がり活動的になって寿命が縮んでしまいます。
こちらではもう少ししたら、荷造り用のプチプチシートを1枚、重箱の部分だけに巻いてやります。
巣箱の空間を狭くすることによって、温度が下がらないようにします。
巣門を段ボールでふさいで、風が入らないようにします。
冬でも脱糞のために巣箱から出入りしますので、少しだけ空けておきます。
春になってミツバチたちが活動しはじめると、段ボールを自分たちでかじって出入り口を広げます。
胴式巣箱(手前)で飼育していたニホンミツバチを重箱式巣箱(奥のほう)にそっくり移して胴式巣箱の採蜜をしました。
はしごを斜めに配置して、斜面下側に胴式巣箱を上下逆さにして設置します。重箱式巣箱は上下そのままで違いの底板を外した状態でつなぎます。隙間があれば、新聞紙でふさいで女王蜂が逃げないようにします。女王蜂さえ移動してくれれば大丈夫です。両方の巣箱の巣門もふさいでおきます。
両方の巣箱の底の部分をつなげます。
胴式の巣箱からミツバチが出て来ています。この巣門もふさいでおきます。
胴式巣箱の天板のビスを外しますが、天板はミツロウで固まっていますので、包丁を使って剥がします。
1本の包丁をクサビのようにカドに差し込んでおいて、隙間を作り、そこへもう1本の包丁を差し入れて巣を切っていきます。
天板は2枚の板をつないでありました。まず1枚板を外しました。
ミツバチはハッカ油の匂いを嫌うので、外した天板部分から揮発したハッカ油を吹き入れます。
ミツバチは上のほうへ移動する習性があるので、ハッカ油に追われて重箱式巣箱のほうへ移動して行きます。
天板が全部外れました。左上の巣板から順々に包丁で切り取っていきます。
ミツバチたちはこちら側の巣箱に残っています。ハッカ油を吹き入れて重箱式巣箱のほうへ移動させます。
逃去防止器を取り付けて女王蜂が逃げないようにします。
ニホンミツバチの重箱式巣箱で、ハチミツを採取する方法です。
巣箱の巣門をアミでふさぎます。これは採蜜時に振動を与えると巣箱の中でニホンミツバチが興奮して巣門から出てくることがあるからです。
まず天板の上を叩いて、最上段の重箱から下の方へミツバチを追いやります。
天板を切り離しますが、冷凍食品用や、パン切り用のノコギリがついた包丁を使います。
小さな包丁をクサビに入れて、天板との間に隙間を作ります。
天板は最初に巣を作るところなので、ミツロウでしっかり固定されているのでかなり硬いです。
天板にはミツロウが盛り上がっているので、こそげ落とします。
このときに予備の天板があるとすぐに使えて便利です。
天板を外したときは数十秒ほどそのままおき、光を巣箱内部に充分に入れます。
やまみつたちは光をきらうので、さらに巣箱の下の方へ移動します。
最上段の重箱を切り離します。
この部分はだいぶ柔らかいです。
重箱を切り離したところです。
ここではやまみつたちが出てこないうちに、すぐに天板を戻します。
蜂蜜がたっぷり入った重箱です。
ひとつの重箱で、最高2升ほどの蜂蜜がとれることもあります。
巣の板を一枚ずつ切り取っていきます。
やまみつが盛んに寄ってくるので、息を吹きかけて飛ばして作業します。
バケツに入れます。
空のバケツにザルを乗せて、その中に巣板を崩しながら入れます。
巣板はその中心に壁があり、両面から蜂蜜を蓄えているので、巣板の2箇所に包丁を入れます。
この状態で2日ほどおけば蜂蜜が濾されます。
蜂蜜にまみれて動けなくなった、ミツバチがたくさんいます。
水をはったボウルを用意して洗ってやります。
羽が乾くと飛んでいきます。
巣板を外した空の重箱は、一番下に戻します。
最後は逃去防止器をはめておきます。
ニホンミツバチを捕獲した巣箱を、家のそばに置きたいということがあると思います。
ニホンミツバチの行動半径は約2キロと言われています。
この2キロの範囲の地図は働き蜂の頭の中に入っています。
そのため行動範囲が重なるところへ移動すると、元に巣箱のあったところへ戻っていってしまいます。
もし巣箱を移動するならば、2キロ以上は離してください。
それ以下の移動の場合は、いったん別の場所に移動しそこで2週間程度飼育してから、再度移動するという方法があります。
移動中の最大のトラブルは、巣が振動などで落下することです。
そこで移動の作業は早朝、できるだけ涼しいうちに行います。
また、車の中で巣箱からミツバチが飛び出さないように、巣箱の隙間をふさぎます。
巣門を網でふさぎます。早朝暗いうち、あるいは前日の日没後にふさぐとまだ働き蜂が巣を飛び出していません。
やまみつやの重箱式巣箱の底板は乾燥していると縮んでいます。
もし底板と巣箱に隙間がある場合は、ガムテープで目張りします。
底板は外れるようになっているので、ガムテープで固定することによって、外れないようにします。
扉の出入り口もガムテープでふさぎます。
また、扉が車の中で外れないように扉を固定します。
できるだけ振動をさけるため座布団などを敷いてからシートに固定します。
このときは数十キロ移動しました。
短い距離なら布団は必要ないでしょう。
移動したのち巣箱を設置しますが、念のため逃去防止器を取り付けます。
逃去防止器をつけるときは、扉の丸穴、底板の隙間を塞いだままにしておいてください。
逃去防止器は巣箱にぴったり沿わせてください。
1週間ほどで外します。
自然巣の中のニホンミツバを捕獲する様子
うちの裏手の道沿いに使われなくなった水道施設のマスが放置されています。
分厚いコンクリートに囲まれた空間は、温度変化が少ないのでニホンミツバチが好んで巣をかけるところです。
数年前ですが、ここへ住み着いたニホンミツバチを重箱式巣箱へ捕獲しました。
作業は、早朝に行ないます。
準備するものは重箱を2段にしてガムテープで固定した、重箱式巣箱。
もちろん巣門はネットで塞いでいます。また、底板に隙間がある場合はそこも塞いでおきます。
柄杓。
真水を入れたスプレー。これは蜂が興奮したときに吹き付けるとおとなしくなるためです。
天板固定用のガムテープ、逃去防止器、網のついた帽子である面布、薄手のゴム手袋。
ホームセンターで売っている、猫よけ防止の剣山のようなものも用意します。これは巣箱の底板にガムテープなどで固定しておきます。
マンホールが逆さに開くので、蓋の裏側に張り付いたミツバチたちの巣も逆さになります。
柄杓でミツバチの群れをすくって、天板を外した巣箱に入れます。
天板をすぐに乗せて閉じ込めます。
ミツバチが興奮したら、スプレーで水を吹き付けるとおとなしくなります。
ある程度閉じ込めたら、女王蜂が残っていないか確認します。
マンホールにあった巣を、切り取って猫よけに刺して立ててやります。
逃去防止器を取り付けます。
このときに扉の穴、底板の隙間など女王蜂が逃げ出す可能性のあるところはガムテープで塞ぎます。
しばらく天板の隅でじっとしています。
巣箱を掃除していると、写真のような3ミリほどの丸いものがありました。
これはオス蜂の巣の蓋です。(写真をクリックすると大きくなります)
ニホンミツバチに限らず、セイヨウミツバチでも働き蜂の性別はメスです。
上の写真の黒いものがオス蜂です。
働き蜂より少し大きいです。
交尾のためだけにこの分蜂の時期、つまり新しい女王蜂が生まれてくる季節にオス蜂は生まれて来ます。
オス蜂が最初に誕生してから、3〜4週間ほどでその蜂群は分蜂します。
やまみつやのある南信州和合の集落では、昔はニホンミツバチを飼っている家が多かったそうです。
下の写真は、今は亡きおじいさんがやまみつを飼っていたという家で、それぞれ何度も捕獲に成功している場所です。
やまみつやの重箱式巣箱を設置しました。
一見陽当たりが良いように見えますが、家の軒下で、これからの季節は太陽がだんだん高度を上げるため、すぐに陽が当たらなくなります。
この写真は大きな柿の木の下ですが、新芽が出て葉が茂ると陽影になります。
ニホンミツバチは、そういう変化を知っていて住む場所を見つけます。
暑い夏には日陰になって温度が上がらないこと。
ミツロウで作った巣は暑さに弱いのです。
巣箱の販売所はこちら
浜松のフルーツパークへ行って待ち桶を設置してきました。
陽当たりがなく、風が弱いところ。ここは以前も捕獲したところ。
ここは初めて設置するところ。
中央の立ち木の根元に見える緑色の部分は、伏流水が湧き出ていてコケが生えているところです。
ミツバチは水を沢山必要とするので、このような綺麗な水が出ているところは良いはず。と思うのですが。。。
アーモンドの花が咲き出していました。
ところが、浜松で3月下旬になっても冷たい風が吹いています。
ちょっとここのところ朝晩冷えるようになって、分蜂は遅れ気味かもしれません。
アーモンドはミツバチが好んで訪れる花です。
寒い風の中、セイヨウミツバチがいました。
日本ミツバチもみかけましたが、撮影できず残念。
巣箱の販売所はこちら
日本蜜蜂を捕獲する空の巣箱のことを、待ち桶といいます。
ニホンミツバチを捕獲できる待ち桶の設置場所の第一条件は、夏の陽当たりがよくないところ。
ミツロウで作られた巣は、熱で柔らかくなって落ちることがあるからです。
上の写真は一見陽当たりが良さそうです。
が、4月末から新芽がいっせい吹き出し、6月になる頃はすっかり葉陰に覆われます。
そういう変化をニホンミツバチは良く知っています。
次に強い風が当たらないところ。
上の写真の手前に見えるガードレールは橋の一部です。
橋があるということは、沢筋ということです。
沢筋は風が弱いところです。
騒音、振動がないところ。
風が強いと木々や竹は揺れて音を立てます。
市街地では、エアコンの室外機などに注意してください。
杉の人工林は蜜源となる植物が少ないのですが、写真は杉林の末端で手間に見えるのは広葉樹です。
ここも沢筋で風が弱く、いつも日陰。
静かな雑木林の中です。
一見陽当たりが良さそうですが、巣箱のあるところだけ日陰です。
この巣箱のあるところは、風の通り道ですが、さほど強くなく巣箱が蒸れないちょうど良い風です。
巣箱の販売所はこちら
ご近所で、うちの巣箱を使ってもらっている方。
昨年無事ニホンミツバチの捕獲に成功しましたが、巣が大きくなってしまい、重箱から下の巣門部分までいっぱいになってしまいました。
ニホンミツバチを捕獲したときは重箱2段で飼育することをお勧めしていますが、上の赤い点線のように巣が2段目の重箱の底まできたときに、空の重箱を差し入れて3段にします。
この3段目を入れるタイミングを逃すと、どんどん下まで成長しますので、お気をつけてください。
さて、今回は新しい巣箱を用意してそれを巣箱の下に増設したいと思っていました。
まず底板を外す作業をしたいのですが、底板は湿度を吸って膨れていて簡単には外せません。
上の写真のように巣箱をずらして、底板を下からハンマーで叩きましたが、蜂たちが怒って飛び出してきました。
なんと巣が底板のすぐ上まで成長しているため、底板を上に外すとすが壊れてしまいます。
やまみつやの巣箱は底板をステープル(電線を止める金具)で支えています。
角材の桟で支えるとそこに巣屑がたまってスムシが湧きますが、ステープルで支えると底板のすきまに落ちた巣屑はそのまま地面に落ちてしまい、巣屑がたまりません。
今回、底板を外すために巣箱の下に手を入れて、このステープルをドライバーで外しました。
底板を外した巣箱の下に、無事新しい巣箱をさしいれることができました。
重心が高くなり不安定になっていますので、地面にパイプを打ち込みしっかり固定します。
このまま分蜂が終わるのを待って、上から重箱を採蜜していきます。
この日は朝から冷たい風が吹いていて、やまみつたちはちょっと興奮ぎみでした。
今は巣門が2箇所にありますが、蜂たちが落ち着くのを待って上の巣門は塞ぎます。
フルーツパークで待ち桶を設置してきました
天板にはミツロウを溶かして塗布します。
重箱であまりカビがひどいところは、バーナーで少しあぶってやります。
巣箱内部全体を焦がすほど焼くことは、おすすめしません。ミツバチは煙の匂いをいやがるからです。
巣門の前にもミツロウを塗ります。
匂いつけとカビ予防のために甲類の焼酎を吹き付けます。
重箱は2段をガムテープで固定します。
ガムテープを使うときは半分に裂いて、はがしやすいように端を少し折り曲げます。
いろいろなガムテープを使ってきましたが、古藤工業のカラー粘着テープは、粘着力があるのにはがしやすいです。
採蜜するときとか、捕獲できなかった巣箱を翌年水洗いするときにガムテープをはがす必要がありますが、はがしやすい点でオススメです。
ご購入はこちら → 古藤工業 Monf No.8015 カラー布粘着テープ 黒 厚0.2mm×幅50mm×長さ25m
70センチほどに切ったトタン板を雨よけにかぶせてビニールハウス用のロープで固定します
ご購入はこちら → 石本マオラン ニューマイカ線(ハウス用ロープ) クロ 9ミリハバ 200M
待ち桶は風などで揺れるないように、立ち木や地面に打ち込んだパイプにしっかり固定します。
パイプを水平に置いてそこにロープで固定することもできます。
ここは以前、捕獲できたところ。
巣箱の販売所はこちら
長年巣箱を使っていると、写真のようにひび割れがひどくなることがあります。
巣箱の中に光が入ると、やまみつを捕獲することができません。
内側にくる部分にはミツロウで埋めてやります。
外側は黒いガムテープでヒビをふさぎます。
ガムテープを使うときは、幅を半分に裂いてつかうと使いやすいです。
もちろんひび割れが広いときはそのまま使います。
末端を写真のように少し折り込むと、はがすときに便利です。
いろいろなガムテープを使ってきましたが、古藤工業のカラー粘着テープは、粘着力があるのにはがしやすいです。
採蜜するときとか、捕獲できなかった巣箱を翌年水洗いするときにガムテープをはがす必要がありますが、はがしやすい点でオススメです。
ご購入はこちら → 古藤工業 Monf No.8015 カラー布粘着テープ 黒 厚0.2mm×幅50mm×長さ25m
巣箱の販売所はこちら
新品の巣箱は杉の匂いがきついので、雨ざらしにするか、流水につけておいてアク抜きします。
ミツロウ(=採蜜後の巣屑など)は天板や巣門の前くらいに塗ります。
バーナーやライターであぶってスクレパーを使って延ばします。
内部にあまりたくさんミツロウを塗ると、梅雨時にカビが発生するので気をつけて下さい。
黒いガムテープで重箱と天板、巣門部分を固定します。ガムテープは半分の幅に裂くと扱いやすいです。
ボルトで固定しないのは、待ち桶として設置するときに持ち運びが軽いこと。もし分蜂群を発見したときに、天板のガムテープを外すだけで簡単に取り込み作業ができるためです。
捕獲に成功して巣作りを始めたら巣が重くなりますので、そのときにボルトで固定します。
内部に焼酎を霧吹きします。匂いつけとカビ予防です。
やまみつやの巣箱の重箱は標準で3段ありますが、捕獲のための待ち桶には2段にします。
やまみつは、嗅覚だけでなく視覚も使います。赤や黄色の目印をつけます。
この大きさが捕獲の確率が上がります。また、最初から縦に長い空間があると、巣を細く縦方向に伸ばすためです。
巣箱の販売所はこちら
3月3日に長野県佐久大学で開催される「土と暮らしのオープンカレッジ」でスライド上映をします。
くわしくはこちらをごらんください。
オオイヌノフグリと菜の花です。
どちらも今の季節のニホンミツバチの貴重な蜜源です。
2月上旬から咲いていたので、今年の春は早いようです
この冬は最初は暖かかったですが、年明けから日本海側、特に西日本では今年は例年になく大雪に見舞われています。
ニホンミツバチがいる巣箱が雪に埋もれてしまったときは巣門部分だけ掘り出してください。
やまみつたちは冬の間も完全に眠っているわけではありません。
寿命を延ばすため活動を抑えて体力を温存しています。
なぜなら女王蜂は冬の間は産卵しないので、働き蜂は春が来るまで活き延びなければならないからです。
当然排泄する必要がありますが、冬の間でも暖かい日は脱糞のため外に飛び出します。
その空間だけ巣門の前を開けてやってください。
2月になりました。
暖かい地方ではそろそろ梅も咲いているのではないでしょうか。
梅は桜と比べて休眠期間が短く、わずかな温度上昇でも咲くので開花時期の変動が大きい花です。
九州、四国では3月に入れば分蜂も始まるかもしれません。
昨年設置した待ち桶はそろそろ水洗いして日陰で乾かしてください。
カビなど生えていたところは、乾いたあとバーナーで炙るか、焼酎を霧吹きしておきます。
新しい巣箱は雨ざらししておくと、捕獲の確率が上がります。
お早めのご購入をお願いいたします。
このオレンジ色ものは、脱糞の跡です。
やまみつたちは、冬の間でも冬眠しているわけではありません。
巣板の間でじっと固まって寒さをしのいでいます。
少しずつたくわえた蜜を食べながら春を待っています。
冬の間でも少し暖かくなると脱糞のために外へ飛び出し、このように明るいところで脱糞します。