ニホンミツバチ飼育日記

5月24日に捕獲後1ヶ月ほど、そのまま重箱2段で飼育しています。

本当は横方向にいっぱいにしたかったのですが、なんらかの理由で最上部の一部の営巣を避けてしまい、下の写真のように偏ってしまっています。

巣箱内部

そろそろ巣の下端が重箱2段より下に来るので、3段目を増設することにしました。

重箱と巣門部分を固定しているガムテープをはがします。

ガムテープをはがしたところに、空の3段目の重箱を挿入します。

ニホンミツバチは滅多に刺しませんが、服の袖口や手袋のすそから入り込み出られなくなると必ず刺します。
腕カバーで袖口を覆います。袖口が閉まる服なら大丈夫です。

顔を守るためネット付きの帽子を被ります。

巣板の中ほどは、重箱から下に出っ張っているので、引っかけないように気をつけてください。

重箱を3段にしたときには、ボルトで固定します。

抑え棒の穴にボルトを通して、ワッシャーとナットで固定します。

巣箱は木製なので、湿気を吸うと大きくなります。
ニホンミツバチが活動していると、巣箱内の湿度が上がるので梅雨時の今からの季節では、巣箱は膨張していきますので、ナットは軽く締めてください。

重箱を3段にして、ボルトで固定しました。

巣箱内の温度はこれから上がっていきますので、巣箱内の空間を大きくすると暑さ対策にもなります。


ニホンミツバチの減少の原因のひとつが、アカリンダニと言われています。

アカリンダニ対策は、今のところメントールクリスタルを巣箱内部に設置することが簡単にできる方法です。

メントールクリスタルはこのような結晶状態です。

これをホームセンターなどで販売している、お茶パックに入れます。
量は大さじ一杯、およそ5グラムです。

 

お茶パックに画鋲を刺して、

巣門の上の部分に固定します。

 

外から見るとだいたいこの辺りです。

メントール成分は揮発すると空気より重いので、本当は巣箱上部に固定することが望ましいのです。
しかし、現状では巣箱上部に固定するのは困難なので、巣門の少し上に固定します。

今の季節暑いので、巣門の外側では巣箱内部に送風する係の蜜蜂たちが大勢います。

揮発して下に向かって降りてきたメントール成分は巣門からの送風によって撹拌されて巣箱内部に充満できます。

ただしメートールは40度くらいで液化します。
万が一液化すると、やまみつが逃去することにもなりますので、巣門の中央上部ではなく中央からずらして設置してください。

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ご近所で、ニホンミツバチたちが騒いでいるとの連絡があり、様子を診にいきました。

この暑さで巣が落ちています。
しかし、巣の上部のハチミツを貯めている部分から外れると蜜が大量に流れ出てミツバチたちも動けなくなりますが、今回はハチミツはみられないので、巣板の下部だけが落ちたのでしょう。

とにかく暑さ対策です。
巣箱の下にブロックを置いて風通しをよくします。

巣箱の周囲を草刈りした後、遮光ネットで陽を遮ります。

今回は蜜が流れ出なかったのですが、もし蜜が流れ出るようだと逃去の恐れもあります。


巣入り口

今年やまみつが入居してくれた巣箱、盛んに出入りしています。

巣箱内部

扉を開けて中を観察してみると、どうも巣が左に偏っています。

巣箱内部

天気の良い昼間、ニホンミツバチたちが留守しているときに観察すると、やはり巣板が偏っています。

 

巣箱内部

巣箱の中にカメラを入れて上部を撮影。
巣箱内部の1箇所を避けるように巣を作っています。

巣箱内部

おそらく入居した後にこの部分にカビが生えてしまったのかもしれません。
捕獲が5月下旬と遅かったので、巣が大きくなる前にカビが生えたのではないかと思います。
数年前にも同様なことがありましたが、何も問題なくミツバチたちは巣を徐々に大きくしていきました。

しばらく様子を観てみます。


うちから3キロほど離れた空き家です。
都会に住んでいるご主人によると、昔、ここでニホンミツバチを飼っていたとのこと。

巣箱を置いて3年目でようやく探索蜂がやってきました。
3日ほど出入りしていましたが、

24日の木曜日にようやく入居。

無事育ってくれますように。


誘引剤

早くも桜の開花宣言が聞こえて来ました。
ただ、桜の花が咲いたからと言って、春が早く来たと焦らないでください。

桜の花芽は前年の夏にできると、休眠してしまいます。
この休眠を打ち破るためには寒さが必要になります。
今年は1、2月にかなり厳しい寒さで、桜の花芽の休眠打破が充分すすみました。
そして3月は初夏のような陽気が続きました。
このため、桜が開花しました。

桜の開花には、低温 ー> 高温 といった温度変化が必要になり、必ずしも春が来たという基準にはなりません。

とはいえ九州の南部のほうでは分蜂もそろそろ始まっています。

 

分蜂が始まっているところでは、手作りの誘引剤を作りましょう。
水1リットルに対して、砂糖200グラム、蜂蜜大さじ1、酢大さじ1を入れます。
この液を作っておき、ヤクルトの小瓶などに入れます。
ここへヤクルトを数滴垂らして1、2時間ほど暖かい日なたに置きます。
ヤクルトが入ると発酵が促進されるので、発酵臭がしてミツバチを誘引します。
アルミ箔の蓋には小さい穴を3、4個あけて、瓶の口を塞いでください。
こうしないとミツバチが中に入っておぼれてしまいます。

発酵臭は10日ほどでおさまってしまうので、交換してください。

 


待ち桶として使うときは、重箱2段のサイズが最適だと言われています。
ニホンミツバチを捕獲したのちは、そのまましばらく2段のまま飼育します。
巣箱内部の空間が狭いと、上の写真の黄色の矢印のように巣を横方向へ広げます。
捕獲してすぐに重箱を3段にすると、日本ミツバチは巣を横よりも縦方向へ伸ばそうとして細長くなることがあります。

重箱式巣箱の空間を効率的に使うためにも、しばらく2段で飼育してください。
赤い点線のように巣が大きくなったときに、赤い矢印の位置に空の重箱を挿入してください。

そのときに付属のボルトで固定します。

下の写真は、重箱3段に4段目を追加するときの様子です。
ニホンミツバチが営巣している巣箱は大変重いので、二人で行います。
もしお手伝いがいない場合は、持ち上げた巣箱をコンテナやブロックなどの平たいものの上に一旦おいておいて、空の重箱を追加します。
ニホンミツバチ重箱式巣箱
ニホンミツバチ重箱式巣箱



待ち桶

待ち桶を設置するときは、トタン板で巣箱の雨よけをします。

トタン板

トタンの波板は幅が60センチ、長さ6尺(180センチ)のものが1000円前後でホームセンターで売っています。

トタン板

これを金切バサミで長さ45〜55センチくらいに切断します。
金切バサミは大きいもののほうが使い易いです。
作業は必ず軍手をしてください。

雨よけ

巣箱にトタンを被せたら、ビニールハウスに使うナイロンコード(マイカ線)で固定します。
コードの長さは、後で重箱を増設したときにも使えるように長めにしてください。

雨よけ

ボルトを通す穴にコードを通して、3重から4重に結びます。

雨よけ

雨よけ

雨よけ

トタン板に擦れる部分は、ガムテープなどで補強してコードが切れないようにします。


菜の花

うちの近くの野生の菜の花。
いつもならばもう咲いていてミツバチも来ているのに、今年はまだ小さいままです。

下の写真は昨年の3月1日の同じところの様子。
今年は寒かったですね。

菜の花


巣箱はスギ板で作っていますが、新品の巣箱は匂いがするので雨ざらしなどして匂いを抜きます。
匂い抜きには必ず流水を使うようにしてください。
溜まった水に浸けても、効果はありません。
うちでは大量の巣箱の匂い抜きをするときに、写真のような500リットルの容量のローリータンクを使います。
開口部が34センチ以上あれば、重箱ならタテにして入ります。
重箱と天板が9台分入ります。

このようにホースを底に当てるようにして水を入れて行きます。
ただし中で巣箱が浮いて来ますので、実際は下のようにタンクには蓋をして、蓋に穴をあけておいてホースを差し込みます。

流水の量にもよりますが、10日ほどで匂いは抜けます。


今年はまだまだ寒く、例年より遅いのですが春になり最初に咲く花たちがほころびはじめました。

フクジュソウ

フクジュソウのつぼみです。
大切な花粉源です。

ロウバイ

ロウバイのつぼみです。
咲くとミツバチがやってきます。

ネコヤナギ

こちらはネコヤナギ。
雄花と雌花がありますが、雄花は花粉を雌花は蜜を出します。

蜜源の花は下記の本が参考になります。



待ち桶の準備をしました

先日、水洗いして乾かしてあった巣箱にミツロウを塗布して待ち桶の準備をします。

天板天板

天板には採蜜した後の巣クズをバーナーで溶かしてスクレーパーで塗りつけます

カビ

水洗いだけでは落ちないカビはかるく炙ってやります

バーナー

バーナーはこれです
ミツロウを溶かしてフシ穴を埋めたりするときにも便利です。

テープテープ

重箱を固定するときは、ガムテープの縁を少し折って剥がしやすいようにします。

テープ

発着台の部分です。

ヒビ
ヒビ

長年使用しているとヒビ割れがでてきます。光が入るとよくないので、こうやってふさぎます。
ヒビ
ヒビ

フシにできているヒビも、もし貫通しているようならば塞ぎます。
テープ
テープ

巣門の前に黄色いテープを取り付けます。

やまみつたちは嗅覚だけではなく、視覚でも巣を探しています。
テープ
テープ

 

タッカーと呼んでいるホッチキスのような道具です。ホームセンターでも売っています。

 

待ち桶

これで待ち桶の準備ができました。
南信州では分蜂は4月なかばくらいから始まりますので、今月中には設置します。

ミツバチ

だいぶ暖かくなり、巣から出入りしている時間も多くなってきました。

 

 


今年の冬は寒さが厳しいですが、そろそろ待ち桶の準備をします。

ニホンミツバチを捕獲するためには、分蜂の季節の前に待ち桶を設置しなければなりません。

昨年設置した巣箱はカビが生えたり汚れたりしているので、とりあえず水洗いします。
重箱
重箱
カビを削る

日陰の風通しが良いところでよく乾かします。

新品の巣箱も雨ざらしするために置いてあります。

重箱


この冬は日本海側では大変雪が多いようです。

こちら南信州では雪は少ないのですが、年によっては大雪が降ることもあります。

雪が降った時は下の写真のように巣門の周りだけでも雪かきをしてください。

冬でもニホンミツバチは、脱糞のために巣箱から出て来ますので、巣門の前を開けておくことは大切です。

 


新品の巣箱は杉の香りが強く、やまみつがなかなか居着いてくれません。
そこで、ボルト類を外して、日陰で雨ざらしにします。

もし水が流れる水槽や池があれば、沈めても良いです。
水が溜まっていると、杉板から出た成分が巣箱に戻ってしまいます。

強い日差しがあると板が割れてしまうことがあるので、注意してください。

2月、梅の花が咲き出す頃にはニホンミツバチが動き始めます。
雨ざらしした巣箱を日陰で1週間ほど乾燥させて、ミツロウを塗布して組み立てて待ち桶としてニホンミツバチが来そうなところへ設置します。

来年初頭に詳しい説明を投稿します。

ただいま、巣箱ご購入の方に採蜜後の巣クズをサービスしています。
ミツロウとしてお使いください。
ヤマト運輸が昨年10月に値上げしましたが、送料はj1月14日まで据え置きにします。

巣クズの詳細はこちら

 


待ち桶は数が多いほうが、ニホンミツバチの捕獲の確率は上がります。

巣箱を作っていると、ヒビ割れ、節穴などがあり、正規品として販売できないものができてきます。

これら2級品でも少し補修すれば、充分巣箱として使うことができますので、待ち桶として最適な大きさ重箱2段のセットでお値打ち価格で販売します。

待ち桶用2級品

 

アク抜きの雨ざらしをしてから補修作業をしてください。

貫通した穴やヒビ割れは、中に光が入るとやまみつがいやがりますので、

ガムテープで塞ぎます。

これらの貫通した節穴の内側は、

クリアファイルなどの薄いプラスチックの板とタッカー(ホームセンターで販売しています)でふさぐか、

ミツロウを溶かして埋め、スクレーパーを使って平にならします。

天板のひび割れも、ガムテープでふさぎます

 

重箱2段をガムテープで固定して待ち桶として設置してください。

巣箱の補修には

もし、捕獲に成功したら下記のオプションセットをご購入いただき、重箱3段にしてください。

待ち桶用2級品の販売はこちら


幸いなことに今年は天敵のスズメバチが非常に少ないです。
巣を見つけても小さく、働き蜂の数も少ないのです。

こちらではトラップは必要ないのですが、スズメバチが多いところは巣箱から数m離れたところにトラップを仕掛けてください。

オオスズメバチは非常事態になると、仲間を呼ぶフェロモンを出します。
そこで、粘着式のネズミ採りに、オオスズメバチを活きたまま貼り付けるとそこへ次々とやってきます。

ペットボトルに直径1センチほどの穴をあけ、底の方に誘引の液体を入れます。
ブドウジュース3に対して、焼酎1の割合で混ぜたものが効果があるようです。


12月になりました。こちら南信州の山間地では最低気温がマイナスになる日があります。
寒くなるとニホンミツバチは気が荒くなるので、巣箱に近づくときは暖かい昼間、必ず面布を被って作業してください。

花が終わり巣を整形する必要がなくなったのに、巣屑がたくさん落ちることがあります。
冬の間に固まってじっとしている空間を作るために、巣板と巣板の隙間を広げています。

働き蜂の寿命は夏の活動的な時期では1ヶ月ほどですが、冬は女王蜂が産卵を止めているため来春まで寿命を延ばさなくてはなりません。
そこで冬は巣板の隙間にじっと固まって活動量を下げています。

寒いからと言って巣箱を暖かいところに移動したり、毛布をかけてしまうと巣の温度が上がり活動的になって寿命が縮んでしまいます。

こちらではもう少ししたら、荷造り用のプチプチシートを1枚、重箱の部分だけに巻いてやります。

巣箱の空間を狭くすることによって、温度が下がらないようにします。


巣門を段ボールでふさいで、風が入らないようにします。
冬でも脱糞のために巣箱から出入りしますので、少しだけ空けておきます。

春になってミツバチたちが活動しはじめると、段ボールを自分たちでかじって出入り口を広げます。