ニホンミツバチ飼育日記

ニホンミツバチ

先日、捕獲した家の上の柿の木の根元の巣箱です。

ニホンミツバチ巣箱

どうも元気がありません。
しばらく見ていましたが、花粉を運んでいる様子もない。

ニホンミツバチ巣箱

巣箱内部を観察すると、働き蜂が以前より激減しています。

どうやら女王蜂がいなくなったようです。
交尾飛行に行ったときに鳥に捕まったかもしれません。

働き蜂にとってはかわいそうですが、この巣箱は近いうちに消滅してしまいます。

ニホンミツバチ巣箱

これよりさらに斜面の上のほうにあるヒノキ林の入り口に置いた待ち桶です。

ニホンミツバチ巣箱

だいぶ高いところ。

ニホンミツバチ巣箱

ミツバチはさかんに出入りしています。

ニホンミツバチ巣箱

これは順調なようです。

ここのところ日中は暑いので、やまみつたちが水を巣箱内部に運んで撒いています。

そのため巣箱内部は湿度がかなり高く、一部結露しています。


3月の下記ブログで掲載したお客様から、捕獲できたと連絡がありました。

待ち桶の設置2 お客様の例

待ち桶巣箱

徳島県のこちらの巣箱です。
おそらく5月3日の入居ということでした。
南日本の暖かい地域でも、3月末から4月上旬にかけての寒気の影響で、一部の分蜂が遅れていると思われます。

ニホンミツバチ

ニホンミツバチ

順調に育ってくれるといいですね。


ニホンミツバチ

家の上にある、昔こんにゃく畑だったところは今は柿の木やハナモモが植わっています。

ニホンミツバチ

その柿の木の根元にかけた待ち桶の巣箱に入居していました。

連休明けの火曜日に観に行った時に探索蜂が来ていたので、もしかしたら、と思いしばらくほっておきました。
それから4日目の昨日のことです。

ニホンミツバチ

これだけ巣ができているということは、あの翌日にもう入居していたのだと思います。

 

https://wp.me/p8tn7Q-je


ミツバチ

4月15日に捕獲した巣箱です。

捕獲

捕獲してから1ヶ月経ちますが、まだ重箱1段目です。

4月後半の10日ほどは、寒気が強くせっかく咲いた花も霜にあたって枯れてしまい、期待したほど大きくなっていません。

掃除棒

ミツバチは巣を作るときに、口がかじって成形します。
そのときのクズが底板に溜まるので、1週間から10日ほどで掃除してやります。

この巣クズをそのままにしておくと、そこにハチノツヅリガという蛾が卵を産み付け、誕生した幼虫がスムシとしてニホンミツバチの巣を侵食します。

 

掃除棒のご購入は「巣箱のショップ」からどうぞ

 


待ち桶

たぶん昔は蚕を飼っていたと思われる大きな納屋が家のとなりにあります。
この納屋の南側は川を見渡せるひらけたところです。

ちょうど西側にひさしが出ていて日陰になります。

ニホンミツバチ巣箱

待ち桶から下を見下ろすと川が流れています。

 

待ち桶

壁にビスを打ち込んでハウスバンドで固定します。


ニホンミツバチを捕獲するための待ち桶の設置です。

待ち桶

設置したのは、物置と石垣の間の植え込みの中です。

待ち桶

ブロックを2つ敷いて、穴にパイプを通します。

待ち桶

パイプにハウスバンドを結びつけて、雨よけトタンごと縛り付けます。

一番太陽が高くなるとトタン板だけに日が当たって、夏は暑くなりそうです。
夏になるころには、トタンと巣箱天板の間に、発泡スチロールや厚めの板を入れてやらなくてはなりません。


分蜂した蜂球を巣箱に強制的に捕獲した時や、捕獲した巣箱を別の場所へ移動した後など、この季節は逃去防止器を使う機会が多くなります。

逃去防止器の使い方を確認しておきます。

ニホンミツバチはストレスがあると巣箱から逃げ出す習性があります。
逃去防止器は3.7ミリのスリットで巣門に取り付けると、働き蜂は通れますが女王蜂は閉じ込めておくことができるので逃去を防ぐことが出来ます。
ただし生き物が相手なので、絶対に確実ということはありません。
どうしても逃げたいときには、女王蜂はダイエットして痩せてスリットを通る、という話しも聞いたことがあります。

まず巣門以外の出入り口をふさいでおきます。

逃去防止器

扉に空いている丸穴をガムテープでふさいでおきます。
ガムテープをそのまま貼ると、ノリのついた面が穴に当たってしまうので、写真のように小さく切ったアミをあてます。

逃去防止器

アミをガムテープで止めます。

逃去防止器

底板は湿度によって伸び縮みするので、乾いた状態だと少し隙間が空いていることがあります。

逃去防止器

この隙間もガムテープでふさいでおきます。

逃去防止器

逃去防止器はしっかり巣門にくっつけてください。

逃去防止器

このように隙間があいているとそこから女王蜂が逃げることがあります。

 

逃去防止器は発着台にしっかり固定してください。
逃去のときは働き蜂が大量に巣門からあふれることがあり、逃去防止器の固定が弱いと動かすことができます。

逃去防止器

ビスで固定できるように穴をあけてあります。

逃去防止器

ガムテープを使うときは写真のようにしっかり固定してください。


待ち桶設置

パプリカを栽培しているうちのハウスのそばに待ち桶を設置したところが、上の写真です。

もちろんやまみつにパプリカの受粉をしてくれることを期待しています。

待ち桶設置

斜面に生えているクワの樹の根元。日陰になる北側に設置します。
ニホンミツバチは夏に高温になるところは嫌うので、できるだけ日陰に設置します。
ここは山間地のため夏でも早く日が陰るので、西日は当たらないところです。
もし西日があたるようなところでしたら、樹の北側よりも北東側に置いてください。

待ち桶設置

巣箱の下が直接地面に付かないようにするためにパイプを斜面に水平に打ち込みましたが、しっかり固定できなかったのでブロックを下に敷きます。

待ち桶設置

その上に巣箱を乗せて、両脇にパイプを打ち込みます。

そしてハウスに使うマイカ線を2つ折りにしてパイプと巣箱を一緒にしてぐるっと回します。

待ち桶設置

2つ折りにした輪に一方のヒモを通して結びます。

これでしっかり固定できます。

待ち桶設置

今は日が当たっていますが、もう少ししてクワの葉が茂ると日陰になります。


やまみつやは、今月末に4キロほど離れたところに引っ越します。
うちが借りている田んぼや畑がある集落です。

この家の裏手の斜面は、昔こんにゃくを栽培していた畑だったそうです。
今は、ハナモモとカキの木が植わっており、ワラビがたくさん生えてくる斜面です。

待ち桶

この南向きの斜面に生えているカキの木の根元に待ち桶を設置しました。
木の根元の北東方向(もし西日が当たる場合は東方向にしてください)にブロックを敷いてから設置。

待ち桶

カキの木の下にはハナモモが今にも咲きそうです。

ハナモモの下の車道の向こうに見えるのが、借りている畑です。

 


今年は春が早く分蜂も早く始まると期待していましたが、3月下旬から先週まで数日おきに寒波がやってきたおかげで、どうも南信州では例年通りになりそうです。

今度引っ越す家には、建物と畑の間にハナモモが植わっています。
このハナモモの根元の北東側に待ち桶を設置しました。

待ち桶

午後3時ごろ巣箱の裏側からは日が当たりますが、4時ごろには山の影に日が落ちるため西日はそれほど強くありません。

これからハナモモの葉が茂って来るとさらに日陰になります。

待ち桶


やまみつやのある、長野県下伊那郡阿南町の和合地区では、地域起こし協力隊員を募集しています。
和合地区は山間地で、阿南町でも特に高齢化過疎化が進んでいる地区です。
この地区で
・伝統野菜の生産、営業活動
・和合地区への移住定住促進
・情報発信
などの業務をしていただける方を募集します。
休日にニホンミツバチの飼育のお手伝いをしてもらえれば、私も大変助かります。

沢遊び

和合地区の様子と業務内容は下記から
和合地区での協力隊募集のお知らせはココをクリック

協力隊員の募集要項は下記リンクで。

http://www.town.anan.nagano.jp/sosiki/cat1/001483.html

ご興味のある方、やまみつやに直接メッセージを送ってもらってもかまいません。


逃去防止器

やまみつやの逃去防止器はニホンミツバチの巣箱の巣門を塞がないように、巣門にあたる部分に欠き取りをしています。

逃去防止器

この欠き取りの巾は6ミリですが、欠き取り部分は垂直になっていました。

 

逃去防止器

この垂直の部分を斜めに削って傾斜をつけました。

巣門から這い出たミツバチたちがスムーズに出られるようになります。

価格は据え置きです。

 

逃去防止器



徳島県でうちの巣箱を使用している方のニホンミツバチの待ち桶設置の写真です。

待ち桶巣箱

敷地内に林があり、蜜源となる広葉樹もあるそうです。

大きな立木の根元は北東方向へ巣箱を設置することをお勧めします。
夏でも朝の早い時間しか陽が当たらないからです。
葉が茂ると日陰になります。

この写真では浄化槽からのパイプがそばを通っていますが、多量の水は流れないとのことで大丈夫だと思います。

待ち桶

コンテナの中にコンクリブロックを置いて、そこにロープで固定しています。
しっかり固定できて良いと思います。

写真のように巣箱の上に小さい丸棒や角材を乗せてから雨よけのトタンをかぶせると、ロープでしばったときにより安定します。


ニホンミツバチを捕獲するために空の巣箱を待ち桶として設置するときには、しっかり固定する必要があります。
風でゆれるような巣箱は蜜蜂は嫌います。

空の状態だと軽いのでゆれませんが、やまみつが住み着いて巣を作り出すと集めて来た蜂蜜で巣箱はかなり重くなります。
そのときも風でゆれると逃去の原因になります。

ニホンミツバチ巣箱

打ち付けたパイプに縛り付けた例です。

日本蜜蜂巣箱

立木にしばりつける時は、小さな丸太や角材を挟むと固定が楽です。

日本蜜蜂巣箱

これはふたまたになっている立木に乗せた巣箱です。

横に渡したパイプと、立木にマイカ線(ビニールハウス用の平たい紐)で固定します。

ニホンミツバチ巣箱

底板を外して固定してから、底板をはめます。


分蜂した蜂は、飛び出した場所の近所の立木の枝にとりついて蜂球を作ります。

蜂球

このとき、次の巣が決まっている時はすぐに移動していきますが、もし決まっていない時はほとんどの蜂はここで待機して巣を探す役目の蜂たちが次の巣を探して回ります。

ここで待機しているときに、巣箱に取り込むことができます。

このときは枝の上に巣箱を固定することができました。
巣箱を蜂球の上部に固定できるときは、次の方法で捕獲できます。

巣門

固定する巣箱はいったん巣門などをふさぎます。
扉は動かないように固定します。

 

巣箱

底板を外した巣箱を蜂球の上部の枝に固定します。

ほうき

ホウキでそっと蜂球を巣箱のほうへ追いやります。


友人の物置小屋の軒下に待ち桶を置かせてもらいました。

雨風は当たらないし、日当たりは無い、と条件は満たしています。
ただ奥まっているのでなかなか発見されません。
こちらではまだ分蜂は始まらないので、来月になったら誘引剤をとりつけます。

 

待ち桶巣箱

 

待ち桶

この物置から南東の方向に向かって、広葉樹の谷が広がっています。
ここは昔からニホンミツバチがよく通っている場所です。


ニホンミツバチの巣箱を外に設置するときは、トタン板で屋根をしてやります。

 

トタン板

ホームセンターなどで売っているトタン板です。

これは金属製ですが、ポリカーボネート製のもののほうが切断しやすいし、安全です。
その場合色の濃い日差しを遮るものならば大丈夫です。

トタン板

これを金切バサミで長さ50〜60センチくらいに切断します。
金切バサミは大きいもののほうが使い易いです。
作業は必ず軍手をしてください。

雨よけ

待ち桶として設置するときは、重箱を2段にしてガムテープで固定します。

巣箱にトタンを被せたら、ビニールハウスに使うナイロンコード(マイカ線)で固定します。
コードの長さは、後で重箱を増設したときにも使えるように長めにしてください。

 

雨よけ

ボルトを通す穴にコードを通して、3重から4重に結びます。

 

 

雨よけ

雨よけ

雨よけ

トタン板に擦れる部分は、ガムテープなどで補強してコードが切れないようにします。


誘引剤

今年は春が早いので、もう少しで九州から分蜂の知らせが届くと思います。

南のほうでは、手作りの誘引剤を作りましょう。
水1リットルに対して、砂糖200グラム、蜂蜜大さじ1、酢大さじ1を入れます。
この液を作っておき、ヤクルトの小瓶などに入れます。
ここへヤクルトを数滴垂らして1、2時間ほど暖かい日なたに置きます。
ヤクルトが入ると発酵が促進されるので、発酵臭がしてミツバチを誘引します。
アルミ箔の蓋には小さい穴を3、4個あけて、瓶の口を塞いでください。
こうしないとミツバチが中に入っておぼれてしまいます。

発酵臭は10日ほどでおさまってしまうので、交換してください。

広葉樹の林内に設置した待ち桶です。
風あたりが弱く日陰にもなるので、ここでは捕獲できました。


異常な暖かさが続いていますし、気象庁の3ヶ月予報だとこの先も気温は高めで推移するようです。
今年は分蜂は早まると思います。
昨日の投稿のように、南信州の山間地ですでに花粉を運んでいると、暖かい南の地方ではオス蜂が出ています。

ニホンミツバチもセイヨウミツバチも、ミツバチは春先に活動を再開して働き蜂を増やしていきます。
そして分蜂は春にいっせいに行われるために、他の巣のミツバチの女王蜂と交尾するために雄蜂が生まれます。(ちなみに働き蜂はすべてメスです。)

巣箱の中を観察してみてください。

この直径4ミリほどのお皿のようなものは、雄蜂の卵が産み付けられた巣穴の蓋です。
雄蜂が誕生するときに巣の蓋をやぶって出て来ます。

この巣蓋が巣箱の中に落ちてくると分蜂まで、3〜4週間と予想できます。

この真ん中の黒い蜂が雄蜂です。
雄蜂は働き蜂より少し大きく、色が黒くなります。

雄蜂が沢山巣箱から出てくるようになるとさらに分蜂までは2週間から10日になります。

雄蜂は働き蜂が集めた蜜を食べるだけで、蜜を集める仕事はしません。
交尾のためだけに生まれてきます。

ただ交尾のときに生殖器周辺が切れてしまい、その場で死んでしまいます。