7月5日にオス蜂の巣蓋を発見した巣箱。
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家から離れているので時々しか見にいきませんが、どうもオス蜂の姿があまり見られません。
分蜂するのかな?と思い、王台(女王蜂の卵を産み付けられた巣穴)を確認することにしました。
扉をあけて中を覗くと、だいぶ巣が大きくなっています。
白くみえるのはメントールを入れたパックです。
ミツバチをどけて巣の様子を見たい。
はっかの味がする飴を買ってきました。
この飴を口に入れてなめながら、ストローで息を吹きかけます。
ストローは長い方が楽です。2本をつないだほうが良いかもしれません。
巣板の下端に王台がありました!!
先端がまだ黒ずんでいないので、羽化にはまだ日数があると思われます。
この巣箱から来週のうちに分蜂するのはほぼ確実になりました。
来週は留守にすることが多いのでちょっと心配です。
3週間前に3段目を増設した巣箱です。
くわしくは下記ページで。
内部の様子ですが、すでにいっぱいになっています。
3段目の増設が遅かったのです。
さすがに巣箱の内部は暑いので、巣門にむけてさかんに送風しています。
4段目の増設は二人でやっているので、作業中の写真はありません。すいません。
ナットは手でゆるく締めます。
巣箱内部の湿気で木材が伸びていくので、これくらいにしておかないと締まり過ぎます。
4段になりました。
現在の巣箱内部の様子。
今の季節は蜜源植物が少ないので、しばらくはこのままで大丈夫でしょう。
順調に行けば、秋には採蜜できると思います。
5月8日に入居した家の裏手の山にある巣箱です。
重箱は3段に増設しました。
さかんに出入りしています。
中の様子です。
あれっ?巣門の外にオス蜂の巣の蓋が!
底板を引き出してみると、巣蓋がたくさん落ちています。
これは分蜂の前兆です。だいぶ遅いと思いますが、今月下旬にこの巣箱から分蜂するかもしれません。
急斜面を50mほど登ったところにある巣箱で様子を見に行くのが大変ですが、しばらく見守る必要があります。
4月15日に捕獲した1群ですが、順調に巣が成長しています。
今年は空梅雨のようで、今の時期も盛んに出入りしています。
巣箱の底板から撮影した内部の様子。
ちょっと大きくなりすぎました。
本当ならもう少し早く増設してやりたいところです。
置いた空の重箱に、上2段を載せます。
このときに真上から直接下ろしていくとハチをつぶしてしまうので、少しだけひっかけて横にゆっくりスライドさせるようにします。
3段を持ち上げてもとに戻して行きます。
ゆっくり横にスライドさせます。
重心が高くなりかなり重くなりますので、ボルトとナットで固定します。
このときに手でかるく締めるようにします。
巣箱内部の湿気で板が伸びていくので、あまりボルトをきつく締めると外せなくなります。
無事3段に増設しました。
この分だと夏のあいだに4段目まで増設することになるかもしれません。
うちから10キロほど山の上のほうへ車を走らせると、標高900mのところに鈴ヶ沢という集落があります。(ちなみに我が家の標高は約400mです。)
ここに住んでいるおばあさんの家の物置に待ち桶をかけさせてもらったのは、もう4月中旬でした。
この物置の表側に見えるのは、10年ほど前に亡くなったおじいさんが飼っていた巣箱で、ふたつとももうからっぽです。
やまみつやの待ち桶は左側の陰に置きました。
昨日(6月25日)の午後、おばあさんから「みつが来たきた!」と電話があり、すぐに飛んでいきました。
結構な数がいます。
おじいさんが生きていた頃は、おばあさんも分蜂の取り込みのお手伝いをしていたそうですが、その方が「こんな数が多い蜂はめったに見たことがない」と言われました。
中をのぞいてみると確かにたくさんいます。
夏分蜂というには多すぎるかもしれません。
今年は鈴ヶ沢では5月に入っても寒い日が続き、気候がおかしいとおばあさんは言っていましたこれは、もしかしたら第1分蜂?とも思います。
すぐにでも巣箱を移動して、新たな待ち桶を置いて見ます。
前回の記事で一昨日捕獲した鈴ヶ沢の巣箱を、今朝、家のほうに移動しました。
とりあえず昨日のうちに、扉の巣門を塞ぎ(この巣箱は試作品で扉に2つ穴を空けてあります)、底板をガムテープで固定しておきました。
今朝、5時に現場に到着しました。
巣箱の前でいろいろ準備していたら、やまみつたちが出てきて様子を伺っています。
網(植木鉢の底に敷くプラスチック製のもので、ホームセンターで売っています)で巣門を覆います。
ゆっくり運んで、軽トラの助手席に載せシートベルトをかけます。
今回は10キロほど田舎道の移動なのでゆっくり運転できますが、長距離になる場合は、薄手のクッションを敷いて、ゴムバンドなどでシートにしっかり固定したほうが良いです。
標高900mの早朝の鈴ヶ沢はかなり涼しいですが、念のためエアコンを入れます。
巣箱があった場所には、再び待ち桶を設置しておきます。
今年は分蜂の様子が異常なので、もしかしたらもう一度来るかもしれません。
10キロほどの道を30分以上かけてゆっくり運転して運びました。
家のそばに置いて、巣門の網を外してやります。
今日から雨続きになりますが、念のため逃去防止器を取り付けました。
中の様子です。
これはかなり多い蜂群です。
ニホンミツバチの減少の原因のひとつが、アカリンダニと言われています。
アカリンダニ対策は、今のところメントールクリスタルを巣箱内部に設置することが簡単にできる方法です。
メントールクリスタルはこのような結晶状態です。
これをホームセンターなどで販売している、お茶パックに入れます。
量は大さじ一杯、およそ5グラムです。
お茶パックに画鋲を刺して、
巣門の上の部分に固定します。
外から見るとだいたいこの辺りです。
メントール成分は揮発すると空気より重いので、本当は巣箱上部に固定することが望ましいのです。
しかし、現状では巣箱上部に固定するのは困難なので、巣門の少し上に固定します。
今の季節暑いので、巣門の外側では巣箱内部に送風する係の蜜蜂たちが大勢います。
揮発して下に向かって降りてきたメントール成分は巣門からの送風によって撹拌されて巣箱内部に充満できます。
ただしメートールは40度くらいで液化します。
万が一液化すると、やまみつが逃去することにもなりますので、巣門の中央上部ではなく中央からずらして設置してください。
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先日、捕獲した家の上の柿の木の根元の巣箱です。
どうも元気がありません。
しばらく見ていましたが、花粉を運んでいる様子もない。
巣箱内部を観察すると、働き蜂が以前より激減しています。
どうやら女王蜂がいなくなったようです。
交尾飛行に行ったときに鳥に捕まったかもしれません。
働き蜂にとってはかわいそうですが、この巣箱は近いうちに消滅してしまいます。
これよりさらに斜面の上のほうにあるヒノキ林の入り口に置いた待ち桶です。
だいぶ高いところ。
ミツバチはさかんに出入りしています。
これは順調なようです。
ここのところ日中は暑いので、やまみつたちが水を巣箱内部に運んで撒いています。
そのため巣箱内部は湿度がかなり高く、一部結露しています。
3月の下記ブログで掲載したお客様から、捕獲できたと連絡がありました。
徳島県のこちらの巣箱です。
おそらく5月3日の入居ということでした。
南日本の暖かい地域でも、3月末から4月上旬にかけての寒気の影響で、一部の分蜂が遅れていると思われます。
順調に育ってくれるといいですね。
家の上にある、昔こんにゃく畑だったところは今は柿の木やハナモモが植わっています。
その柿の木の根元にかけた待ち桶の巣箱に入居していました。
連休明けの火曜日に観に行った時に探索蜂が来ていたので、もしかしたら、と思いしばらくほっておきました。
それから4日目の昨日のことです。
これだけ巣ができているということは、あの翌日にもう入居していたのだと思います。
https://wp.me/p8tn7Q-je
4月15日に捕獲した巣箱です。
捕獲してから1ヶ月経ちますが、まだ重箱1段目です。
4月後半の10日ほどは、寒気が強くせっかく咲いた花も霜にあたって枯れてしまい、期待したほど大きくなっていません。
ミツバチは巣を作るときに、口がかじって成形します。
そのときのクズが底板に溜まるので、1週間から10日ほどで掃除してやります。
この巣クズをそのままにしておくと、そこにハチノツヅリガという蛾が卵を産み付け、誕生した幼虫がスムシとしてニホンミツバチの巣を侵食します。
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たぶん昔は蚕を飼っていたと思われる大きな納屋が家のとなりにあります。
この納屋の南側は川を見渡せるひらけたところです。
ちょうど西側にひさしが出ていて日陰になります。
待ち桶から下を見下ろすと川が流れています。
壁にビスを打ち込んでハウスバンドで固定します。
ニホンミツバチを捕獲するための待ち桶の設置です。
設置したのは、物置と石垣の間の植え込みの中です。
ブロックを2つ敷いて、穴にパイプを通します。
パイプにハウスバンドを結びつけて、雨よけトタンごと縛り付けます。
一番太陽が高くなるとトタン板だけに日が当たって、夏は暑くなりそうです。
夏になるころには、トタンと巣箱天板の間に、発泡スチロールや厚めの板を入れてやらなくてはなりません。
分蜂した蜂球を巣箱に強制的に捕獲した時や、捕獲した巣箱を別の場所へ移動した後など、この季節は逃去防止器を使う機会が多くなります。
逃去防止器の使い方を確認しておきます。
ニホンミツバチはストレスがあると巣箱から逃げ出す習性があります。
逃去防止器は3.7ミリのスリットで巣門に取り付けると、働き蜂は通れますが女王蜂は閉じ込めておくことができるので逃去を防ぐことが出来ます。
ただし生き物が相手なので、絶対に確実ということはありません。
どうしても逃げたいときには、女王蜂はダイエットして痩せてスリットを通る、という話しも聞いたことがあります。
まず巣門以外の出入り口をふさいでおきます。
扉に空いている丸穴をガムテープでふさいでおきます。
ガムテープをそのまま貼ると、ノリのついた面が穴に当たってしまうので、写真のように小さく切ったアミをあてます。
アミをガムテープで止めます。
底板は湿度によって伸び縮みするので、乾いた状態だと少し隙間が空いていることがあります。
この隙間もガムテープでふさいでおきます。
逃去防止器はしっかり巣門にくっつけてください。
このように隙間があいているとそこから女王蜂が逃げることがあります。
逃去防止器は発着台にしっかり固定してください。
逃去のときは働き蜂が大量に巣門からあふれることがあり、逃去防止器の固定が弱いと動かすことができます。
ビスで固定できるように穴をあけてあります。
ガムテープを使うときは写真のようにしっかり固定してください。
パプリカを栽培しているうちのハウスのそばに待ち桶を設置したところが、上の写真です。
もちろんやまみつにパプリカの受粉をしてくれることを期待しています。
斜面に生えているクワの樹の根元。日陰になる北側に設置します。
ニホンミツバチは夏に高温になるところは嫌うので、できるだけ日陰に設置します。
ここは山間地のため夏でも早く日が陰るので、西日は当たらないところです。
もし西日があたるようなところでしたら、樹の北側よりも北東側に置いてください。
巣箱の下が直接地面に付かないようにするためにパイプを斜面に水平に打ち込みましたが、しっかり固定できなかったのでブロックを下に敷きます。
その上に巣箱を乗せて、両脇にパイプを打ち込みます。
そしてハウスに使うマイカ線を2つ折りにしてパイプと巣箱を一緒にしてぐるっと回します。
2つ折りにした輪に一方のヒモを通して結びます。
これでしっかり固定できます。
今は日が当たっていますが、もう少ししてクワの葉が茂ると日陰になります。
やまみつやは、今月末に4キロほど離れたところに引っ越します。
うちが借りている田んぼや畑がある集落です。
この家の裏手の斜面は、昔こんにゃくを栽培していた畑だったそうです。
今は、ハナモモとカキの木が植わっており、ワラビがたくさん生えてくる斜面です。
この南向きの斜面に生えているカキの木の根元に待ち桶を設置しました。
木の根元の北東方向(もし西日が当たる場合は東方向にしてください)にブロックを敷いてから設置。
カキの木の下にはハナモモが今にも咲きそうです。
ハナモモの下の車道の向こうに見えるのが、借りている畑です。
今年は春が早く分蜂も早く始まると期待していましたが、3月下旬から先週まで数日おきに寒波がやってきたおかげで、どうも南信州では例年通りになりそうです。
今度引っ越す家には、建物と畑の間にハナモモが植わっています。
このハナモモの根元の北東側に待ち桶を設置しました。
午後3時ごろ巣箱の裏側からは日が当たりますが、4時ごろには山の影に日が落ちるため西日はそれほど強くありません。
これからハナモモの葉が茂って来るとさらに日陰になります。
やまみつやのある、長野県下伊那郡阿南町の和合地区では、地域起こし協力隊員を募集しています。
和合地区は山間地で、阿南町でも特に高齢化過疎化が進んでいる地区です。
この地区で
・伝統野菜の生産、営業活動
・和合地区への移住定住促進
・情報発信
などの業務をしていただける方を募集します。
休日にニホンミツバチの飼育のお手伝いをしてもらえれば、私も大変助かります。
和合地区の様子と業務内容は下記から
和合地区での協力隊募集のお知らせはココをクリック
協力隊員の募集要項は下記リンクで。
http://www.town.anan.nagano.jp/sosiki/cat1/001483.html
ご興味のある方、やまみつやに直接メッセージを送ってもらってもかまいません。
やまみつやの逃去防止器はニホンミツバチの巣箱の巣門を塞がないように、巣門にあたる部分に欠き取りをしています。
この欠き取りの巾は6ミリですが、欠き取り部分は垂直になっていました。
この垂直の部分を斜めに削って傾斜をつけました。
巣門から這い出たミツバチたちがスムーズに出られるようになります。
価格は据え置きです。
下記ブログの巣箱に、やまみつが入居してくれました。
働き蜂の数としては充分ですし、すでに花粉(幼虫のエサ)を運び込んでいるところをみると、第1分蜂だと思います。