ニホンミツバチ 初心者のゆうたさん、いよいよ待ち桶を設置します。
まず雨よけのトタン板を切ります。
トタン板はホームセンターで手に入ります。
幅はだいたい65センチくらいですが、これを長さ50〜60センチに切断します。
金切バサミはできるだけ大きくないと使いにくいです。
待ち桶の設置場所をジョレンかクワを使って、平らにならします。
ならしたところに、ブロックを2つ並べます。
ここは石が多いので、なかなか水平になりません。
ブロックが水平ではないと、巣箱が斜めになってしまいます。
あまり傾くとよくないですが、少しくらいなら大丈夫です。
ミツバチは天井の一番高いところから巣を作り始めます。
横長の巣箱を使う人は、巣門のある側が低くなるように、奥を高く斜めに設置することが多いです。これは巣箱の奥から巣を作ってもらいたいからです。
重箱式巣箱の場合は縦長なので、重箱2段の巣箱の天井が低い状態でしばらく飼っていると、横方向へいっぱいに広げてから下方向へ巣を成長します。
トタン板のバンドが当たる部分にガムテープを貼っておきます。
ここで、ゆうたさんが用意したのは、黄色いガムテープです。
この黄色いガムテープは同じ古藤工業の製品なのですが、染料の違いなのか、黒いものに比べて強度が弱い感じがします。
目立ってミツバチに対するアピールにはなるのですが、待ち桶の組み立てには黒いガムテープを使っています。
ブロックの上に置いてみます。
このときにバンドの長さを手前側に長めに取っておきます。
重箱は最初は2段ですが、ミツバチが入居して巣作りを始めると3段、4段に増設していきます。
このときにバンドが長く必要になるためです。
余ったバンドはまとめておきます。
巣箱はゆれないように固定します。
立木はまっすぐに立っていることはすくないので、巣箱と立木に間には隙間ができることが多いです。
そんなときは隙間を埋めるような角材や丸太を挟んでから、バンドで固定してください。
下の写真を参考にしてください。
この様子を動画にしました。