各地で例年より早めの梅の開花の知らせを聞いていましたが、やまみつやのある南信州でもついに咲き出しました。
ただ、昨年は1月下旬には咲いていたので、今年が特に春が早いとは言えないのではなかと思います。
昨年も暖冬でしたが、3月の下旬から4月にかけて真冬の寒波がやってきて分蜂が乱れていました。
4月になって雪が降るような寒気があると分蜂をやめてしまう蜂群があるためです。
ちなみに今年は桜の開花が異常に早まるとの予報ですが、桜は寒気にあたらないと花芽が動かないので、暖冬と言われている年でも遅く開花することがあり、春が早いかどうかの指標とするには少し疑問があります。
梅のツボミ、明日明後日も暖かいのでいっせいに咲くようです。
オオイヌノフグリ。
この時期の貴重な蜜源植物ですが、小さい花なので蜜が少ないのでしょう。
蜜蜂が次々と足早に渡り歩くので、なかなかよい写真が撮れません。
このところ日当たりが良いところでは、最高気温が10度を越えています。
風が弱い日中は巣箱から顔を出しています。
こちらはこの家に住んでいたおじいさんが使っていた丸太の胴式巣箱。
日当たりが良いのでたくさん出てきています。
暖かい地方で、活発に出入りしている巣箱では、砂糖水の餌やりをすると分蜂に備えて元気になります。