待ち桶として使うときは、重箱2段のサイズが最適だと言われています。
ニホンミツバチを捕獲したのちは、そのまましばらく2段のまま飼育します。
巣箱内部の空間が狭いと、上の写真の黄色の矢印のように巣を横方向へ広げます。
捕獲してすぐに重箱を3段にすると、日本ミツバチは巣を横よりも縦方向へ伸ばそうとして細長くなることがあります。
重箱式巣箱の空間を効率的に使うためにも、しばらく2段で飼育してください。
赤い点線のように巣が大きくなったときに、赤い矢印の位置に空の重箱を挿入してください。
そのときに付属のボルトで固定します。
下の写真は、重箱3段に4段目を追加するときの様子です。
ニホンミツバチが営巣している巣箱は大変重いので、二人で行います。
もしお手伝いがいない場合は、持ち上げた巣箱をコンテナやブロックなどの平たいものの上に一旦おいておいて、空の重箱を追加します。