逃去防止器クリア
2月20日より販売開始します
巣門付近の観察ができる逃去防止器です
第2分蜂、第3分蜂を捕獲したときに、女王蜂が交尾飛行に出るタイミングがわかります
女王蜂は誕生した後、他の蜂群のオス蜂との交尾のため、巣箱から飛び立ちます。
これを交尾飛行と呼んでいますが、誕生後1週間から1ヶ月の期間で、1回から数回の交尾飛行に出かけると言われています。
ほとんどの場合はこの誕生直後の交尾だけで、一生涯(約3年)の精子を溜め込みます。
第1分蜂の女王蜂はすでに交尾しているので交尾飛行には出ません
しかし第2分蜂以降の女王蜂は未交尾なため、交尾飛行に出る必要があります。
今までは捕獲後に無事に定着するまでは逃去防止器をしたままにしていたのですが、この逃去防止器クリアは、天板が透明なアクリル板になっているため、巣門から女王蜂が交尾飛行に出かける様子がよくわかります。
交尾飛行に出るために女王蜂が出てきた時は、逃去防止器を外してやります。
多くは午後2時から3時ごろで、30分ほどでまた帰ってきます。
逃去の様子をみせなければ、夕方くらいにまた逃去防止器を取り付けます。
女王蜂が出てきた時に、交尾飛行のためか逃去のためか判断はどうするの?
実は逃去するかどうかは働き蜂が全体で決めています。
そのため、逃去するために女王蜂が出てくるときは、先にほとんどの働き蜂が出てきて女王蜂を誘い出しますので、交尾飛行のときとは区別がつきます。
逃去防止器クリア