カテゴリー: 飼育日記

今年はまだまだ寒く、例年より遅いのですが春になり最初に咲く花たちがほころびはじめました。

フクジュソウ

フクジュソウのつぼみです。
大切な花粉源です。

ロウバイ

ロウバイのつぼみです。
咲くとミツバチがやってきます。

ネコヤナギ

こちらはネコヤナギ。
雄花と雌花がありますが、雄花は花粉を雌花は蜜を出します。

蜜源の花は下記の本が参考になります。


今年の冬は寒さが厳しいですが、そろそろ待ち桶の準備をします。

ニホンミツバチを捕獲するためには、分蜂の季節の前に待ち桶を設置しなければなりません。

昨年設置した巣箱はカビが生えたり汚れたりしているので、とりあえず水洗いします。
重箱
重箱
カビを削る

日陰の風通しが良いところでよく乾かします。

新品の巣箱も雨ざらしするために置いてあります。

重箱


待ち桶は数が多いほうが、ニホンミツバチの捕獲の確率は上がります。

巣箱を作っていると、ヒビ割れ、節穴などがあり、正規品として販売できないものができてきます。

これら2級品でも少し補修すれば、充分巣箱として使うことができますので、待ち桶として最適な大きさ重箱2段のセットでお値打ち価格で販売します。

待ち桶用2級品

 

アク抜きの雨ざらしをしてから補修作業をしてください。

貫通した穴やヒビ割れは、中に光が入るとやまみつがいやがりますので、

ガムテープで塞ぎます。

これらの貫通した節穴の内側は、

クリアファイルなどの薄いプラスチックの板とタッカー(ホームセンターで販売しています)でふさぐか、

ミツロウを溶かして埋め、スクレーパーを使って平にならします。

天板のひび割れも、ガムテープでふさぎます

 

重箱2段をガムテープで固定して待ち桶として設置してください。

巣箱の補修には

もし、捕獲に成功したら下記のオプションセットをご購入いただき、重箱3段にしてください。

待ち桶用2級品の販売はこちら


この冬は日本海側では大変雪が多いようです。

こちら南信州では雪は少ないのですが、年によっては大雪が降ることもあります。

雪が降った時は下の写真のように巣門の周りだけでも雪かきをしてください。

冬でもニホンミツバチは、脱糞のために巣箱から出て来ますので、巣門の前を開けておくことは大切です。

 


新品の巣箱は杉の香りが強く、やまみつがなかなか居着いてくれません。
そこで、ボルト類を外して、日陰で雨ざらしにします。

もし水が流れる水槽や池があれば、沈めても良いです。
水が溜まっていると、杉板から出た成分が巣箱に戻ってしまいます。

強い日差しがあると板が割れてしまうことがあるので、注意してください。

2月、梅の花が咲き出す頃にはニホンミツバチが動き始めます。
雨ざらしした巣箱を日陰で1週間ほど乾燥させて、ミツロウを塗布して組み立てて待ち桶としてニホンミツバチが来そうなところへ設置します。

来年初頭に詳しい説明を投稿します。

ただいま、巣箱ご購入の方に採蜜後の巣クズをサービスしています。
ミツロウとしてお使いください。
ヤマト運輸が昨年10月に値上げしましたが、送料はj1月14日まで据え置きにします。

巣クズの詳細はこちら

 


12月になりました。こちら南信州の山間地では最低気温がマイナスになる日があります。
寒くなるとニホンミツバチは気が荒くなるので、巣箱に近づくときは暖かい昼間、必ず面布を被って作業してください。

花が終わり巣を整形する必要がなくなったのに、巣屑がたくさん落ちることがあります。
冬の間に固まってじっとしている空間を作るために、巣板と巣板の隙間を広げています。

働き蜂の寿命は夏の活動的な時期では1ヶ月ほどですが、冬は女王蜂が産卵を止めているため来春まで寿命を延ばさなくてはなりません。
そこで冬は巣板の隙間にじっと固まって活動量を下げています。

寒いからと言って巣箱を暖かいところに移動したり、毛布をかけてしまうと巣の温度が上がり活動的になって寿命が縮んでしまいます。

こちらではもう少ししたら、荷造り用のプチプチシートを1枚、重箱の部分だけに巻いてやります。

巣箱の空間を狭くすることによって、温度が下がらないようにします。


巣門を段ボールでふさいで、風が入らないようにします。
冬でも脱糞のために巣箱から出入りしますので、少しだけ空けておきます。

春になってミツバチたちが活動しはじめると、段ボールを自分たちでかじって出入り口を広げます。


やまみつやのある南信州の山間地では、まだ紅葉は残っているものの、このところ急に寒さが厳しくなってきて、車のフロントガラスが凍るほどになりました。
それでも昼間に陽が照るとミツバチは動き出します。

こういったところでは、最後の餌やりをします。

ホームセンターに売っている厚み5〜10ミリのスポンジと、タッパーや大きさが20センチほどのコンテナーを用意します。

コンテナより5ミリほど小さくスポンジを切ります。

砂糖1キロに対して水700C.C.ほどに溶いた砂糖水を入れてからスポンジを浮かべます。
ミツバチはこのスポンジの上に乗って、砂糖水を吸います。

巣箱の中に入れてあげてください。

砂糖1キロで作った餌を2、3回に分けてやってください。


幸いなことに今年は天敵のスズメバチが非常に少ないです。
巣を見つけても小さく、働き蜂の数も少ないのです。

こちらではトラップは必要ないのですが、スズメバチが多いところは巣箱から数m離れたところにトラップを仕掛けてください。

オオスズメバチは非常事態になると、仲間を呼ぶフェロモンを出します。
そこで、粘着式のネズミ採りに、オオスズメバチを活きたまま貼り付けるとそこへ次々とやってきます。

ペットボトルに直径1センチほどの穴をあけ、底の方に誘引の液体を入れます。
ブドウジュース3に対して、焼酎1の割合で混ぜたものが効果があるようです。


胴式巣箱と重箱式巣箱

胴式巣箱(手前)で飼育していたニホンミツバチを重箱式巣箱(奥のほう)にそっくり移して胴式巣箱の採蜜をしました。

はしごを斜めに配置して、斜面下側に胴式巣箱を上下逆さにして設置します。重箱式巣箱は上下そのままで違いの底板を外した状態でつなぎます。隙間があれば、新聞紙でふさいで女王蜂が逃げないようにします。女王蜂さえ移動してくれれば大丈夫です。両方の巣箱の巣門もふさいでおきます。

日本ミツバチ

両方の巣箱の底の部分をつなげます。

ニホンミツバチの採蜜

胴式の巣箱からミツバチが出て来ています。この巣門もふさいでおきます。

 

日本蜜蜂

胴式巣箱の天板のビスを外しますが、天板はミツロウで固まっていますので、包丁を使って剥がします。

1本の包丁をクサビのようにカドに差し込んでおいて、隙間を作り、そこへもう1本の包丁を差し入れて巣を切っていきます。
ニホンミツバチの巣箱

天板が少しずつはがれていきます。
蜂蜜を採る

天板は2枚の板をつないでありました。まず1枚板を外しました。
ニホンミツバチの蜂蜜

ミツバチはハッカ油の匂いを嫌うので、外した天板部分から揮発したハッカ油を吹き入れます。

ミツバチは上のほうへ移動する習性があるので、ハッカ油に追われて重箱式巣箱のほうへ移動して行きます。
ニホンミツバチの重箱式巣箱

天板が全部外れました。左上の巣板から順々に包丁で切り取っていきます。
ニホンミツバチ

蜂蜜が充分に入った巣板です。
重箱式巣箱の販売

全部外しました。

ミツバチたちはこちら側の巣箱に残っています。ハッカ油を吹き入れて重箱式巣箱のほうへ移動させます。

逃去防止器を取り付けて女王蜂が逃げないようにします。


ニホンミツバチの重箱式巣箱で、ハチミツを採取する方法です。

巣箱の巣門をアミでふさぎます。これは採蜜時に振動を与えると巣箱の中でニホンミツバチが興奮して巣門から出てくることがあるからです。

まず天板の上を叩いて、最上段の重箱から下の方へミツバチを追いやります。

天板を切り離しますが、冷凍食品用や、パン切り用のノコギリがついた包丁を使います。
小さな包丁をクサビに入れて、天板との間に隙間を作ります。
天板は最初に巣を作るところなので、ミツロウでしっかり固定されているのでかなり硬いです。

天板にはミツロウが盛り上がっているので、こそげ落とします。
このときに予備の天板があるとすぐに使えて便利です。

天板を外したときは数十秒ほどそのままおき、光を巣箱内部に充分に入れます。
やまみつたちは光をきらうので、さらに巣箱の下の方へ移動します。

最上段の重箱を切り離します。
この部分はだいぶ柔らかいです。

重箱を切り離したところです。

ここではやまみつたちが出てこないうちに、すぐに天板を戻します。

蜂蜜がたっぷり入った重箱です。
ひとつの重箱で、最高2升ほどの蜂蜜がとれることもあります。

巣の板を一枚ずつ切り取っていきます。

やまみつが盛んに寄ってくるので、息を吹きかけて飛ばして作業します。

バケツに入れます。

空のバケツにザルを乗せて、その中に巣板を崩しながら入れます。

巣板はその中心に壁があり、両面から蜂蜜を蓄えているので、巣板の2箇所に包丁を入れます。

この状態で2日ほどおけば蜂蜜が濾されます。

蜂蜜にまみれて動けなくなった、ミツバチがたくさんいます。

水をはったボウルを用意して洗ってやります。

羽が乾くと飛んでいきます。

巣板を外した空の重箱は、一番下に戻します。

最後は逃去防止器をはめておきます。