巣落ちした胴式巣箱からの採蜜

胴式

うちのご近所で胴式巣箱で飼育されている方が、巣落ちしたとの連絡がありました。

胴式

巣落ちしたといってもおそらく下の方のわずかな範囲ですし、逃去の気配もありません。
ただ、このまま置いておくとスムシの標的になってしまうことと、巣箱がかなりいっぱいになっているので、うちの重箱式巣箱へ蜂群を移動して採蜜することにしました。

巣落ち

トングと掃除棒を使って慎重に巣落ちした巣を取り出します。

胴式

コンテナを使って斜めに置いた脚立に、営巣している胴式巣箱と、空の巣箱を連結します。
現在ミツバチが住んでいる巣箱を下に、上下逆さまにして置きます。
空の巣箱は上の方へ、両方の巣箱の底板をぬいて、その部分を連結するように配置します。
巣箱の大きさが合わないので、空の巣箱のほうは板でかさあげして、巣箱の上辺がそろうようにします。

巣箱同士の接する部分は、隙間がないように新聞紙で覆います。
採蜜

下側の巣箱の天板を外します。
ミツロウでしっかり固定されていますが、1本の包丁をくさびのように天板の角に差し込んで隙間を作り、もう1本の包丁で切り離します。

採蜜

ハッカ油を入れた燻煙機で、ハッカの香りのする風を送ります。
ハッカ油を染みさせたティッシュをうちわで仰いでも同じ効果があります。

ミツバチは非常事態になると、より暗いほう、より高いほうへ移動する習性があるので、こうすると下側の巣箱から上側の巣箱に移動していきます。

胴式

巣板を上のほうから1枚ずつ切り離していきます。
まず壁面に固定されたところに包丁を入れます。

胴式

巣板同士も、ところどころミツロウで固定されているので、巣板の隙間にも包丁を入れてから慎重に引き出します。

胴式

胴式

巣を全部取り除いたところです。
暗くてあまりわからないですが、こちら側の巣箱から、空の向こう側の巣箱へ徐々に移動して行っています。

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